連日の釣行で疲れが溜まってますが今日30日もエギングに行きます。
某動画サイトでエギングの動画をよく見てます。ご存じでない方もいると思うので言っておきますが、私がエギング動画を見る目的は、「エギングの勉強のため」とかでは一切なく、「ブログ記事のネタ」にするためです。
さて、いつも動画を見てて思うことがいくつかありますが、中でも前々から思ってて、「相変わらずだな~」と思うことがあります。それは何か?些細なことなのですが、これをやる人、本当に多いな~と思います。やったらダメではないのですが時と場合によっては、これをしなくてもいいのに(しないほうがもっと釣れるのでは?)と感じます。
しゃくったあとに、すぐに数回、リールを巻く。スラックをすぐに取るためなのでしょうが、これがクセみたいになっている方も多いのでしょう。別にダメではありませんが、スラックをあえてすぐに取らないほうが釣果上、良い場合もあるとオジサンは思います。もちろん、横風があるとか、強風が吹いてるとか、2メートル前後のシャローでノーマルのエギを使うとか、左右に障害物があるとか、どうしてもテンションフォールで釣りたいとか、ナイトエギングとかの時はスラックを素早く取ったほうが良いかもしれません。
が、毎度、毎度、しゃくったあとに、どんな場面でもリールを素早く数回巻いて、スラックをすぐに取るのは個人的には釣れるイカを逃していると思ってます。
デイエギングとかでラインを張り気味にして、ロッドを持つ手でアタリを取ろうと躍起になるのは、「それを続けていては進歩しない」と思います。余計な世話ですが。
私はデイエギングでは特に、ロッドをしゃくったあと、すぐにリールを巻かず、フワ~っとラインがはらんでいるのが、ゆっくり海面まで落ちていくのを見守ることが少なくありません(状況によっては、これをしない時もあります)。そして、ラインが海面にくっついてもスラックを取らず、そのスラックが少しずつ自然に無くなっていくのを見届けます(エギのフォールとともに自然にスラックは減っていきます)。これがいいんです(多分)。エギとラインをなるべく自然に任せる。
リールを巻かないので、ラインがたるみ放題になる時もありますが、リールを巻いて、スラックを取らずとも、さほどラインがたるまず、ラインが真っすぐな状態に近い感じになる時もあります。どんな状態でもいいのですが、状態が違えど、しゃくりのあとに素早くリールを数度、巻かないのは共通しています。
そうしている最中に、ラインスラックの減り方が急に速くなったり、急にラインがピン!と張ったり、いつまでもラインスラックが全然減らないなどは、イカのアタリです。ロッドを持つ手でアタリを感じ取るのではなく、ラインの変化でアタリを取るということです。イカにもよるのですが、カーブフォールよりも、フリー気味で少し速くフォールしているエギのほうに反応が良くて、猛然とエギを追うことがあります。イカに勢いが出てる時は、イカもすぐには止まれないので、そのままエギをガブリとやったりします。
スラックを出したまま、エギをフォールさせると、フリーフォールとは言いますが、完全なフリーフォールにはなりません。エギにラインが付いてるため、カーブフォール気味なフリーフォールとでも言いましょうか、どうしても立ち位置のほうに引っ張られる力が、わずかでもエギにかかるためです。完全なフリーフォールは、エギにラインが付いてない状態でフォールする状態です。
私のエギングでは主にラインの変化でアタリを取ります。ラインを目視して、イカが触ったタイミングを察知します。常にラインを見ていれば、イカが触ったり、掴んだりした時が少しずつ分かってきます。