今回の話はエギングとはまったく関係ありませんので、興味の無い方には、何のことやら分からない話になります。
私、バンドも少しやってます。ギター歴は30年ほどになります(エレキ専門です)。これまでにエギングロッドを80本買ったのと同様、エレキギターにしろアンプにしろエフェクターにしろ、かなりの数、買い込んできてます。今までに買ったエレキギターの本数、きちんと数えていませんが70本ぐらいでしょうか。これまでに購入した1番高価なエレキギターは30万ぐらいのPGMストラトタイプだったような(うろ覚えです)。
その他、ヴァンザントは10本ほど買いました。ムーンは数本、K.nyuiのギターも2本ぐらい買ったような。1番、質が良かったギターは、やはりヴァンザント関係です。フェンダーはあまり興味が無いのでフェンダージャパンを2本ぐらいしか買っていません。ギブソンは数本買いましたが、なかなか手元に残りません。高校時代はフェルナンデスも流行ってて使ってました。色々なメーカーのギターを使ってきたのですが、今現在、それらの高価なギターは一切手元になく(全てオークションで売却)、部屋に残っていた安いギター数本の中から画像のセルダーを選びました。このギターで近日中にスタジオでバンド練習します。
セルダーは、たしか5年前ぐらいに新品で1万5000円くらいで買ったギターです(買ってから少し配線やパーツを交換して今まで放置してました)。セルダーを、安物の粗雑な粗大ごみ行きが決まっているギターだとバカにする、自称ギター熟練者の方々が多いのですが、そこまでセルダーは悪くありませんよ。5年ぶりに持ってみたところ、ネックの形状が好みだったので、使ってみようかなという気になりました。PU周辺にホコリたまってますが。
先ほど、セルダーの配線系パーツを確認してみると、配線材が全てクロスワイヤーに交換されていて(記憶に無いのですが私が交換したようです)、ジャックはスイッチクラフトに交換、コンデンサが50年ぐらい前のアメリカ製のものに交換、ペグがゴトーのものに交換されてました。ポットやスイッチ類はノーマルのままでしたが、アンプから音を出してみると、安いギターの割には、そこそこ良い音するなと思ったので、「なんでだろう?いじったかな?」と配線系を確認して合点がいきました(いじった記憶が完全に無かったです)。
安いギターでもカスタマイズすれば、それなりに使えるギターになります。安いギターはパーツに安価なものを使っていることがほとんどですが、ギター本体自体は最低レベルに達しているものが多いです(あくまでも最低レベルです)。ボディ材、ネック材はあまり期待してはいけませんが、作り自体はそこまで悪くないです。
これまでに購入したギターアンプで高かったのはBADCATのコンボ(30万ぐらい)とかです。BADCATは悪くありませんが少し好みから外れてました(コンボは線が少し細かった)。その他、フェンダーUSAのバイブロキングは好きでした(このアンプは最高に良い音します)。バイブロキングは20代の頃から好きで、これまでに3回買ってます(しかし手元に残らず)。その他、マーシャルJCM900や、ハイワットDR-103や、メサブギマーク3、ケトナーのトライアンプなど、大方のメジャーなアンプは試しました。今現在、手元にあるアンプは国産の某アンプです(オールチューブ)。キャビは入れ物がマーシャルの1936で、スピーカーはジェンセンのC12Nが1発です。
エフェクトも本当に数えきれないほど試しましたが、オーバードライブはアイバニーズのもの(ハンドワイヤーのもの)、コーラスがマクソンのもの、ディレイがボスのSDE-3000です。その他、コンプはヴェルベットコンプをとりあえず使用しています。
長々と書きましたが、何が言いたいかというと、高価な機材(釣りならタックル)だから、いい結果になるのではなく、結局は「腕」ということです。あと、安物の機材やタックルをバカにする人間ほど先入観に凝り固まっています。先入観なく、ネット上の噂やイメージなど気にせず、その道具の素性や良しあしを正確に見極められるようになると、もっと趣味にしろ何にしろ楽しくなると思います。