※日付が4月18日になっていました(笑)。「13日」が正しいです。失礼しました
本日午前4時半より6時過ぎまでエギングに行ってきました。場所は「トンビ磯」の周辺の磯です。釣果は1118gが1杯です。当初の予定では、午前8時過ぎに満潮を迎えて磯から出られなくなるのをしようと思っていました。
が、早々にキロアップが釣れて、その釣れ方も全てが個人的に良かったので満足して早仕舞いで帰ってきました。サイズこそ、モンスターと比べれば小ぶりですが、今日は釣りの内容が良かったです。
エギング開始して1時間後の午前5時35分頃にキロアップが釣れました。狙ったタイミングもキャストもエギ選択も合わせも、ギャフでの取り込みも、何もかも完璧に決まりました。
今日は土曜で休日ですし、午前10時まで磯に残ってエギングするよりも、早く家に帰って、この記事を書いて、のんびりと今日のエギングの余韻に浸るほうがいいと考えました(笑)。
今日、キロアップを釣ったポイントは、「誰にも教わらず、私がたまたま2021年の秋に見つけたポイント」です。この釣り場で他のエギンガーや釣り人と遭遇したことが、これまでの、この場所への数十回の釣行で1度も無いという、「自称・かなりの穴場」です。
私がよく通っている、いつもの地磯も知る人ぞ知るエギングの好ポイントですが、今日の釣り場は、地元では私しか釣りする人がいなさそうな(笑)、穴場に違いありません。この場所で秋イカは、そこそこ釣ってますが、果たして、「春イカ」は釣れるのか?とず~っと思っていた場所です。
春イカが釣れるかどうか分からない。そんな場所で「ここだ!」とキャストしました。エギが着水した場所は、立ち位置から20メートルもありません。少し離れた場所にある磯の根元あたりです。
午前5時30分過ぎです。潮はまだ上がりきっていませんが、1時間前よりも明らかに潮が騒々しくなってきてて、また少しずつ空が白み始めてます。エギがどこに落ちたか、目視で確認できるくらい明るくなってからが勝負だと思ってました。
水深は4メートル前後です。底は砂地です。キャストした周辺はホンダワラがプカプカ海面に浮かんでいるのが、かすかに見えます。エギは、この前、記事で書いた、エギ王ライブ3.5号シャローのオラオラマンゴーです。
最近、エギ王では新作エギが色々発売されてます。ダイワのアモラスも、わりと釣れるなど評判のようですし、すでに転売屋の餌食になっているようです。春イカシーズンに合わせるかのように各社が揃って新作エギを世に出している最中、新作エギにはいっさい見向きもせず(見向きも何も新作エギを1つも買ってないから持っていない)、何年も前からある、エギ王ライブシャローオラオラマンゴーをキャストしました。
エギ王ライブシャローは、個人的にはエギを操作しやすいですし、意のままに操れているように感じて好きなエギです。
キャストしたエギを水深4メートルぐらいの中層あたりまで沈めてのち、数回、柔らかく軽い感じでしゃくりました。あまり強くしゃくると、ダートがキビキビし過ぎて、春のイカには合わないと思ってます。ただでさえ、ダート幅の大きいエギ王ライブを使ってますので、そこは加減する必要があります。そしてスラックを取らずに、フリーフォールでじっと待ちます。偏光グラスは付けてますが、まだラインの変化は見にくかったです。
エギを止めてから3秒後ぐらいに、「コンッ」とかすかなアタリがラインとロッドに伝わりました。潮の流れにより、ラインスラックは自然に取れていたのでしょう。この時のアタリは小さいものでしたが、本日使用のロッドが良かったので(夢墨ボロン800L)、小さいアタリを見逃しませんでした。
「来た!イカだ!」と呟いた瞬間、無意識に素早く大きく合わせていました。我ながら完璧な合わせでした。重量感がロッドに伝わり、夢墨ボロンが大きく曲がります。引きの感じがイカのような「ぬわ~っ」とした感じでなく、グングン、グングンと少し素早いテンポでロッドを曲げるので、「魚かな?」と思い、当初、イカを釣ったという確証が持てませんでした。しかし重量感はやはりイカっぽい。リールを少しゴリ巻き気味で、獲物を目視できる距離まで寄せました。
「イカだ。まあまあデカい、魚じゃなくて良かった~」と一安心です。イカはすでに大人しくなっているので、リールを一定速度でゆっくり巻いて寄せました。ギャフを持つ右手に少し力を入れて、くいっとイカに針を引っかけました。キロアップ間違いなしのオスでした。新品エギをキャストしていたのですが、イカが上がってきたあと、エギに1つもかじり跡が付いてませんでした。イカが触った直後にアタリを察知して合わせたようです。イカを寄せる間、1つもかじられず、エギが戻ってきました。
私はエギングにて、リールを巻く際にポンピングはせず、ず~っと同じ速さでゆっくり巻き続けます。イカをかけたあとは、大きいサイズのイカほど、まずはイカが暴れる間、ロッドを立てて待ちます(ロッドの曲がりだけで、イカのジェット噴射をいなして、引きがおさまるのを待つ)。イカがグイグイ引いてる真っ最中にポンピングでイカを寄せるのも楽しいかもしれませんが、イカの引きに、こちらも引きで対抗するのは私は疲れるのでしません。イカの引きは、そのうち弱まるので、それまではロッドを少し立てて、じっと待ちます。
イカが大人しくなったら、リールをゆっくり巻き始めます。2キロ、3キロの大物で、ポンピング無しでイカを寄せれるかは、まだ試したことないので分かりませんが、キロ前半とかぐらいまでなら、ケースバイケースかもしれませんが、ポンピングしなくても大丈夫でしょう。今日釣ったイカもポンピングは一切していません。
ユーチューブ動画で500gそこそこのイカをポンピングで寄せているシーンなど、たまに見かけますが、まあ人それぞれですが、ちょっと大げさかなとは思います。ポンピングするよりは、同じペースでゆっくり巻いた方がバレにくいと思います。
ロッドは夢墨ボロン800Lです。今日、使ったロッドが、このロッドで良かったと思いました。今日のサイズはともかく(2キロには遠い)、満足いく釣りができたので、次回からは期間限定のメインロッド(笑)、ネオフィールダーEG-83MLを使用します。