本日は4日連続釣行の最終日です。今日の釣行はスペシャルゲストに「今春、3キロを釣り上げたドンジーさん」を迎えてのエギングです。遠路はるばるありがとうございました。
本日、セイさんも来られる予定でしたが体調不良のため、急遽、お休みになりました。早く元気になられてください。
本日、ドンジーさんはLESTER BEAST SNIPER BORON708を使用されました。持たせていただき、少しエギを投げましたが、「予想よりも硬くなく、意外に扱いやすい」と感じました。良いロッドです。バットあたりにパワーが集中している感じで、まさしく、「デカイカ釣りのためのロッド」です。でも、そこまで太い感じもなく、比較的にスリムな印象を受けました。
さて、釣行のほうは、午前7時過ぎから、いつもの地磯に2人で渡りました。磯に着いてのち、ドンジーさんにあれこれお伝えしたあとに、私のお勧めポイントにエギを投げてもらいました。今日はドンジーさんのガイドをすることが1番の仕事です。
●天気は晴れ、波は穏やか、満潮が午前4時50分頃、干潮が午前11時40分頃です。
しかし、なかなか釣れません。地磯内で何度かポイントを変えてもらいましたが、アタリは多少あれど釣れない時間が続きます。私もエギを投げますが釣れません。午前8時を過ぎ、日も少しずつ昇ってきました。
「これはいかん・・・」と焦りを感じ始めました。この地磯に100回以上、通い詰めてる私としては、「天気が良い時は、日が昇るまでが勝負。日が昇ったら子イカもさほど釣れない」という経験則がありました。
「(昨日見かけた2キロはどこに行ったんだ?ドンジーさんに何とか釣ってもらいたい。キロアップなんて贅沢は言わない。子イカでもいいよ。とにかくイカを釣って欲しい。でも、イカがいないんだよ!)」
私の心は焦りと申し訳なさで満たされていました。釣れない時間に比例するかのように次第に無口になりました。そんな自分に気付いてましたが、どうすることもできません。少し隣でドンジーさんもロッドを振っていました。時刻は午前8時30分になろうとしてました。
やる気を無くしかけていましたが気持ちを奮い立たせました。沖向きの水深7メートルのポイントにエギをキャストしたのち、ボトムあたりまで沈めました(カウントは20くらい)。あまり何も考えず、エギを左右にダートさせながら、根がかりしないように岸際まで寄せてきました。これと言って作戦があったわけではありません。「気持ちが折れかけた時の、投げやりな私の釣り方」です(笑)。
するとエギが岸際3メートルまで寄ってきたところでカーブフォール中、明らかにラインがはやくふけました。間違いない!アタリだ!(OK!きたよ!!)これまでの想いをぶつけるかのような渾身の合わせ!乗った!
やった!でも小さいのはすぐにわかりました(笑)。それでもいい。小さいけど、ドンジーさんにあげようと心の中で決めました。
200g弱。180gは間違いなくあると思います。あまり大きくないですが、なかなか釣れない中、どうにか釣り上げた1杯です。昨日見かけた2キロを釣るはずが200g弱になってしまいましたが(笑)、嬉しかったです。
それから20分経過後、水深7メートルのあたりに潮目らしきものが見えたのでドンジーさんに確認すると、「潮目でしょう」とのことでドンジーさんが狙います。すると狙い通りに300g前後をヒットさせました。「さすがドンジーさん。釣れて良かった」と一安心です。
デカイカを釣るはずが、2人で頑張って、子イカ2杯だけの釣果でしたが勉強になった釣行でした。やはり熟練されてる方と一緒にエギングすると学びが沢山あります。今日は本当にありがとうございました。時間に限りがあり、話し足りないことが多々ありますが、次回の楽しみに取っておきます。