本日早朝よりエギングに行ってきました。場所はいつもの地磯です。
午前4時半頃から7時半ぐらいまで頑張りましたが、今日は「無」でした。1杯ぐらい釣れるかなと予想していましたが1杯も釣れませんでした。アタリらしきものは何度かありましたがエギに食いついてこない。イカが全くいないのではなく、「イカがいることはいるがエギを食べる気がほとんど無いイカばかり」といった感じです。
今日のエギングを終えて、「なるほど、やはりそうか」という感想を持ちました。
先日、私は下記のようなコメントを出しました。
「来週あたりから少しずつ良くなると思います。今週は辛抱の釣りが続きそうです」
コメントしたとおり、予想通りです。10日以降、少しずつですが釣果が上向くだろうと思ってます。本日9日が1番辛抱する日であることを願ってます。
今日ほど釣れない日も珍しいというくらいに、イカの反応、気配が乏しかったです。潮はだんだんと動き出して、悪くなかったです。しかし、ここで早合点してはいけません。
あまりに釣れない釣行のあとに、「このポイントは、イカがあまり釣れない場所なんだ」と早合点してしまうのは、もったいない。
昨年6~7月頃、いつもの地磯で、よく見かけたエギンガーの方がいました。今年は、そのエギンガーの方と、いつもの地磯で1度も会っていません。「この地磯はあまり釣れない(もうここには来ない。今度から別の釣れそうな場所でエギングしよう)」と思ったのかもしれません。
来週後半ぐらいから、いつもの地磯での釣果が上向くと思います。それまでは辛抱してエギングします。何度も通うからこそ分かることがあります。
イカが釣りたいから(イカが食べたいから、イカが欲しいから)、エギングをし続けているのではありません。エギングが上手くなりたいからエギングをし続けています。「釣れる場所(釣れてる場所)に積極的に移動して、手早く、あまり労せず釣る」という考えもアリです。
イカが釣りにくい(釣れない)時でも場所移動せず、試行錯誤して何とか釣れるように努力した回数が50回の人と、そのような努力をしていない人とでは、自ずと経験に差が出ますし、技術にも差が出るでしょう。「大きいイカを手っ取り早く釣ること」を目指すなら、大きいイカが釣れそうな場所への移動(ランガン)を繰り返せばいいだけの話です。場所移動を繰り返せば、そのうち釣れる場所が出てくるでしょう。私はそれをしない。それが私のエギングポリシーです。
ランガンを繰り返しながら、なるべく大きいイカを釣ることを心がければ、エギングが上手くなるだろうという考えが、私は無いです。上達のためには、なるべくランガンしないことが大事だと思ってます。ランガンするということは、「釣り場での、釣り難易度を人為的に変更する」ということです。イカが沢山いそうな、難易度の優しい釣り場なら労せず釣れるかもしれません。しかし、「労せず釣れた経験」が果たして、釣り技術向上(上達)にプラスに働くでしょうか。
人それぞれ、釣りへの取り組みは自由ですし、楽しみ方も自由です。どんな考えで釣りをしようと、その人の自由です。