本日午前8時30分より11時までエギングに行ってきました。場所はいつもの地磯です。今日は釣れる釣れないの観点では、「微妙」なコンディションでした。釣れたらいいな~ぐらいの気持ちです。
釣果はありません。何も釣れませんでした。アタリも全くありません。全く何も起こらない中、延々としゃくり続けました。昨日のカミナリ5分だけ釣行のうっぷんを晴らすかのようにエギングに没頭しました。
途中、疲れて、脱いだライフジャケットを枕にして磯の上で15分ほど寝たのち、虫がまぶたにくっついて目覚めてから、再びしゃくりますが全く何もありません。今日は良い修行ができました。
イージーにキロアップが釣れてた少し前の釣行などは、エギング上達にはあまり良くないと思っていたので、今日のような渋すぎる釣行のほうが私の性に合ってます。
釣れない中で何とか釣る(でも釣れない)エギングを繰り返していると、「釣れるタイミングでのエギング」が非常に簡単に感じるようになります。自身では、最近、エギングが上達したと思っていますが、もし、第三者から見て、私のエギングが短期間で上達したと見えるなら、それは釣りにくい時に、なるべくエギングしているからだろうと思います。
タイドグラフを見て、釣れそうな時だけ海に行くのは、エギング上達上、明らかに良くないので、しません。小潮でも若潮でも長潮でも、潮があまり動かない時でも、行ける時はエギングに行ってます。潮があまり動かない時でも、変わりものの、はぐれイカがいたりして釣れることがあります。
釣れやすい時に釣るのは、さほど難しくありません。釣れにくい時に釣ろうとするのが上達に適しています。「釣れない釣行にも意味がある」ということです。
でも釣れたほうが嬉しいですけど(笑)。しかし、あまりに好釣果が続くと、だんだん、エギングがつまらなく感じてくるのも事実です(この前、それを体感しました)。ちょっと前に、そんな感じが少し続いていて、「迷いの森」に入り込んでいた感がありますが、最近、あまり釣れないので、また楽しくなってきました。釣れない時ほどエギングが楽しいとは我ながら変わっていると思いますがウソではありません。
釣れない釣行が続いたのち、いきなり良いサイズが釣れたりすると嬉しいものです。アオリイカのキロアップが、どなたでも毎回の釣行でポンポン釣れていたら(釣れるイカが全てキロ以上)、とうぜん皆さん、キロアップを釣ることに意義を見出せなくなります。キロアップがなかなか釣れないからこそ、キロアップが釣れたら嬉しいのですから、釣れない時も楽しみたいものです。