本日午前0時より磯に上がって、午前8時前まで、いつもの地磯に取り残されてきました。潮が引いてる時に磯に上がって早朝に満潮を迎えて磯から出られなくなるという、私にとっての「夏休みシーズン恒例企画」です。
8時間、磯を独り占めしたにも関わらず、釣果は100g台が3杯です(笑)。途中、体力が無くなり磯の上で寝ること2回。安全そうな少し高さのある磯の上で横になっても、大潮で波気があるせいか、顔に波しぶきが飛んできます。
午前6時前のこと。今思えば、この日、最初で最後のビッグチャンスが訪れたのですが疲れと眠気で、ぼんやりしていたせいで、そのチャンスをものにできませんでした。潮が満ちているのもあり、今まで1度もキャストしたこと無い場所に投げてみました(普段は水深1メートル前後のシャロー)。
ラインは見ようと思えば見えたのですが、集中力が途切れていて、きちんと見てなかったです。潮が満ちて水深2メートルあるか無いかぐらいの場所ですし、それまで小さいイカしか釣れてなかったのもあり、「いても小さいイカだろう」という先入観がありました。それが良くなかったです。その場所でイカを釣った実績が何も無い場所だったので、「大きいのが不意に来るかも」と全く想像できなかったのが良くないです。
数度、しゃくったあとに待っていました。ラインを見ず、よそを向いていたのが良くなかったです。いきなり、ラインを強く引っ張る感覚が手に伝わりました。ロッドを持つ右腕ごと勢いよく持っていくような強烈なアタリでした。ラインをしっかり見ておけば、そして元気が残っていれば容易に合わせることができたアタリでした。午前0時から5時間近く、しゃくり倒していたので、瞬間的な強い引きに合わせる瞬発力と元気は残っていませんでした。
アタリがあったのち、「魚かな?」と思いましたが、よくよく考えればイカのアタリと思われます。やる気のある大きいのがシャローに入ってきてたのでしょう。長い時間の釣行では、集中力の持続が大きな課題になると痛感しました。ワンチャンスがいつ来るか分からない中、釣れない時間が続くと、どうしても集中力が低下してしまいます。
今回の釣行は釣果は良くないですが、自分自身の不足する点が分かりましたし、いつもの地磯での新ポイントも見つかるかもしれません。得るものがあった釣行になりました。今日の釣果が悔しいので明日も日中エギングに行きます。