本日午前8時過ぎより10時ぐらいまで、赤潮調査も兼ねてエギングに行ってきました。場所はトンビ磯のち、いつもの地磯です。トンビ磯では「赤潮」がほとんど消失していました。海の色も透明度が戻っていて安心しました。
そのトンビ磯でいきなり今日のハイライトです。午前8時29分頃、とあるポイントにキャストしました。エギはエギ王K3.5号オラオラマンゴーです。水深は2メートル前後で浅く、左右に岩やブロックがあり、根がかり多発ポイントですが、イカが隠れていないか探ってみました。3回しゃくって5秒フォールを2回ほど繰り返したのち、再びしゃくってフォールでラインを見ていると、ス~っとラインが走りました!
「やっぱりいたな!逃さんぞ!」
と思いっきり合わせました。ずしっと重みを感じて獲物がかかりました。最初、獲物は大人しかったのですがリールを素早く巻き始めると、急にグイグイ、ブルブルと引っ張り始めました。重量感は結構あります。「イカ?イカかな」
でも何かおかしい。リールを巻く間、ブルブルが終始、続いている。グイ~ン~と引かない。イカじゃないな・・・魚かな・・と気付きました。
ブルブルさせながら獲物が寄ってきたので見ると、「イカじゃない。ガガラ(カサゴ)でもない。なんだ?」と獲物の正体が分かりません。
目視した感じでは、獲物はさほど大きくなかったので夢墨ボロン800MLで抜き上げてみました。ロッドの手応えから300g前後でしょうか。小さなタイドプールにいれて、獲物をじっくり眺めました。30センチ以上は間違いなくありました。私の知識では「ハタってやつだろう。ハタ系の魚だ」しか分かりません。帰宅してネットで調べました。おそらく、「マハタ」だと思います。
とりあえず写真を数枚、撮ったのち、「たぶん、この魚はかなり美味しいはず」ということで持って帰ろうと思いましたが、そこまで大きくないし捌くのが面倒だと思い(魚を捌くことはできますが)、逃がしました。50センチぐらいあったら頑張って持って帰ってたと思います。海に逃がすと、勢いよく潜っていきました。
この前の記事で、「日中、イカを釣るなら根魚を狙うような感じでエギングするといい」など書きましたが、本当に根魚が釣れました。トンビ磯周辺は岩礁帯ですから根魚はけっこういると思います。
結局、トンビ磯ではイカは釣れず、そのあとに、いつもの地磯に行きました。ここは少し赤潮が残ってましたが、この前より海の色は良くなってました。ここでもイカは釣れませんでした。
イカは釣れなかったですが、ハタが釣れたのが楽しい釣行でした。イカが釣れない時はエギで根魚釣りをするのも楽しそうです。イカはそのうち釣れるでしょう。