10月31日 エギング 180g(リリース) アレス BeastSniper ボロン806使用

2024年 エギング釣行
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本日午前8時30分より10時30分までエギングに行ってきました。場所はトンビ磯です。今日はウネリあり、濁りありの絶好の修行エギング日和です。

 

当分は海が荒れてますし、いつもの地磯には立てないしと気持ちが弾みません。裏を返せば(良く言えば)、絶好の上達の機会が、今、到来しています。面白くない時ほど、釣れない時ほどエギングは上達します。

 

沢山釣れたとか、良型連発~とかの時は、ご自身は楽しいかもしれませんが、たいして上達してません。ところが多くの釣り人は、沢山釣れてる時ほど「上達したな~」とか、「俺って上手くなったな~」と勘違いしやすいです。余計な世話ですね。

 

11月のエギングが、あまり面白くないことは容易に予想できますが、11月のあいだ、どんなエギングをするか?が、その後の釣果を大きく左右するでしょうし、技量向上に大きく関係します(カッコよく言えばです)。

 

今日の釣果は180gぐらいが1杯です(リリース)。エギは旧エギスタ3.5号シャローのオレンジ金です。サイトで釣りました。ウネリがあろうとイカはいるし釣れる。ただし数釣りはできない。そんな感じです。

 

デジカメを忘れたため、いつものように海中を漂うイカの写真が撮れません。やむを得ず今回のような写真になりました。素早く写真を撮ったのち逃がしました。元気よく泳いでいきました。

ロッドはアレスのビーストスナイパー806を愛用しています。もう、すっかりメインロッドに定着しました。今までたくさん、アレスのロッドを手にしてきましたが、このロッドは一味違うというか、何と言ったら良いのか表現に悩みます(無理に言葉で表現すると、このロッドの価値が上手く伝えられない気がする)。

 

上手く言えませんが、「本当の良いエギングロッドとはこういうものだよ」みたいな感じです。ただの硬い重いロッドとは全く違います。自重の数字だけ少なくて、実際は手元が軽いため先重りするような扱いにくいロッドでもありません。何度も言ってますが意外に扱いやすい。もしかしたらビーストスナイパーの708よりも扱いやすいかもしれません(これは推測)。

 

使えば分かる、その面白さ、使っていて本当に楽しいロッドです。ビーストスナイパー806、お金に余裕がある時にもう1本買います。アレスのエギングロッドの最高峰は夢墨ボロンや夢墨GVXでなく、ビーストスナイパーボロン806ではないか?という思いが日に日に強くなります。

 

何とも形容しがたいのですが、ビーストスナイパー806はエギングが面白くなるロッドだと感じてます。夢墨ボロンや夢墨GVXには無い感じが、このビーストスナイパーにはあります。夢墨ボロンよりも、もっと筋肉質なのですが、その筋肉が嫌味な感じでなく過剰でもなく、程よいです。そして意外に曲がる。何度も言いますが意外に扱いやすい。自重の数字ほど重く感じない。アレスの夢墨ボロンやGVXよりも、一皮むけた感じがします。

 

昨今の軽量で華奢で頼りない、エギングユーチューバーいわく最高峰ハイエンドロッドとは一線を画す、別次元での最高峰ハイエンドパワーロッドです。ビーストスナイパー、もっと評価されていいと思ってます。このロッドを普通に扱えるようになったら、世間一般の軽量ハイエンドロッドがいかに偏った設計思想に基づくロッドかがよく分かるようになるでしょう。

 

メーカーは必死に否定するでしょうが、エギングロッド売りも「ビジネス」なので、色々な点を妥協、妥協で見逃しながら、「売れるロッド(売りたいロッド)」を作ろうとします。「売れないロッド」にお金を注ぎ込むメーカーは少ないです。

 

極端な言い方をすれば、メーカーは「売れたら勝ち」なので、売るためなら、どんな思想でも考えでも定義でも、どんどん自前で作り出し(その真偽はともかく)、ドンドン、我ら一般の釣り人に周知アピール・浸透させようと莫大な広告宣伝費を使用します(ネット広告、釣り雑誌への広告など)。

 

私からすると、メーカーは「売れるロッド」を「良いロッド」と巧妙に誤魔化している節があります(笑)。メーカーの関係者やテスターだ何だも似たようなものです。立場上、メーカーが推すロッドを「このロッド、いいですよ!」と言うしかできないのですから。そんな提灯動画を馬鹿正直に信じる素直な人も少なくないようです。

 

こういうことを書くと、陰で表で文句を言うやつが必ずいます(笑)。それは誰か?というと、メーカーの言いなりで提灯動画を出しているユーチューバーです(きっと多少は自覚があるのでしょう)。「俺は提灯動画なんていっさい出してない!」と思うなら、これからも自信を持って、私の戯言など気にせずにロッドレビュー動画を出せばいいだけの話です。

 

メーカーは「本当に良いロッド」ではなく、「売れるロッド。売りたいロッド(儲けが出るロッド)」を作ります。「売れることをあまり考えてない、分かる人にだけ分かればいい」というコンセプトの本当に良いロッドは、市場にはなかなか出回らないかもしれません。もしくは、あまり売れない。残念ながら、そんなものです。

 

そんなバカなことがあるか!と思う方もいるでしょうが、メーカーのロッド売りは、「ビジネス」ですから、本当に良いロッドを儲け度外視で、売れなくてもいいから作るなどは、ビジネスではあり得ません。本当に良いロッドを作って、あまり売れなかったらメーカーは困るので、「絶対に売れる(売れそうな)ロッド」を作ります。

 

そこでどうしても、「妥協」が働きます。最近の売れるエギングロッドのトレンドは、「自重が数字上、軽いこと(60g台、70g台、80g台)」なので、軽量なロッドを作って売ります。その際にメーカーや、メーカー関係者は、「軽量ロッドのデメリット」は絶対に言いません。当然ですね。ビジネスですから、儲けが減るような情報は、たとえそれが真実であっても、あえて自ら言いません。伏せます。

 

それが営利追求の株式会社というものです。株式会社は儲けを出すことが至上命令であり、「本当に良いものを世に送り出す」は半分は建前です。それよりも、「売れるものを世に出したい」とほとんどの株式会社の社長が毎日、必死に考えてます。

 

最後に。私の自論を何度でも言います。エギングロッドは軽けりゃいいってものではありません。これから何度でも言います。そんなこと言うなと言われようとも言います。言いたいことを言う権利までも、「そんなこと言うな」と封殺するような考えの人間こそ、私からするとかな~り胡散臭いです(笑)。

 

大体、どこの世界でも、「胡散臭いやつほど、一般的には、かなり善人ぶっている」ので注意が必要です。カモフラージュというやつです。

 

私の意見のほうが偏ってて胡散臭いと思えば、皆さん、私のことを胡散臭い人間だと思うでしょうから。その判断は、皆さんの自由に任せればいいのでは?と思います。どっちの意見が正しいかの判断は、皆さんに自由にしてもらいましょうということです。

 

私は軽いロッドを全否定はしませんが、軽いロッドのデメリットを知らない人が、最近かなり多いと感じるので、時々、このような記事を書いてます。