12月14日 エギング 894g、400g、300g 3杯(2杯リリース)アレス BeastSniper ボロン806 旧エギスタ金オレンジ使用

2024年 エギング釣行
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久々のまともな釣果ですし、ブログ書きもご無沙汰気味だったので、今回は長文でお送りします。どうぞお楽しみください。

昨日の午後11時30分より午前2時30分までエギングに行ってきました。場所はいつもの地磯です。釣果は894g、400gぐらい、300gぐらいの3杯です。894gだけいただきました。3杯とも旧エギスタ3.5号ノーマル金オレンジでヒットです。月は満月ではないにしろ、そこそこ大きかったです。

 

中潮で干潮が午後10時50分頃。波は穏やか。風は少しありました。磯に着いた時は潮が引いていました。また珍しく先行者の方がいました。挨拶して、空いてるところでエギングしつつ先行者の方が帰るのを待つことにしました。私が着いてから、ほどなくして先行者の方が帰られました(私が待っているように感じて場所移動したくなったのかもしれません)。先行者の方に声をかけるとアタリは全く無いとのこと。私が磯に着いてからは先行者の方が釣った場面も無いように思います。

 

先行者の方の言葉をそのまま信じれば(たまに釣果を知られたくないためウソを言う方はいますので)、おそらく1杯も釣れなかったのでしょう。磯に着いた頃は、干潮潮止まりから1時間も経過してなく、潮は確かに静かでしたが、月はそこそこ明るいし、アタリが何も無いというのもなんか不思議だなと少し思いました。もしかして、先行者の方は潮があまり動かない干潮時刻の午後10時50分前後からエギングしているのだろうか?

 

この地磯に靴が全く濡れずに徒歩でたどり着くには潮位がかなり下がっている必要があります(潮位30センチとか、それ以下)。今夜は気温5度くらいでしたし、ブーツやウェーダーを履いてない限り、靴が濡れると時間の経過とともに足が寒くなります。この先行者の方はだいぶ潮が引いたタイミングで、この磯に上がったのかもしれません。となると、どうしても干潮前後の潮が引いてるタイミングに磯に上がることになりますので、当然、あまり潮は動いていない時間帯でのエギング開始になります。

 

私は冬(12月、1月、2月)でもウェーダーなど履かず、胸まで海に浸かって磯に上がれるスキルと根性はありますが、それは快晴時の日中限定でやりたいです。冬の夜中に胸まで浸かりながら磯に上がるのは寒いし(ウェーダーなど履けばそこまで寒くありませんが)、真夜中にライト点けて、デコボコの海底を歩くのは転倒の危険性もあり(ライト点けても海底の形状は、はっきり見えません)、やりたくありません。

 

話を戻します。先行者の方が立っていた、私のホームグランドのいつもの地磯に立ちました。午後11時50分くらいです。風は北からが少々。波は無い。気温は寒いがそこまで厳寒でもない。月はちょうど真上くらいに輝いてます。「何だか釣れそう」と思いつつ、エギングを開始すると、先行者の方が帰って、10分ほど経過した23時59分に300gぐらいがヒットしました。水深10メートルの中層あたりでラインにかすかなアタリがあり合わせました。手応えは重くないですが子イカというほどの軽さでもありません。上がってきたのは目視で300gくらいでした。すぐリリースしました。

 

「今日は普通にアタリがあるし(デイと比べて)、釣れるかも」と感じました。私のいつもの地磯での何百回の釣行経験からすると、「今日は悪くない。出るかも(大きいの)」とセンサーがしきりに私に訴えてきます。

 

先行者の方は、おそらくですが、いつもの地磯に何百回と通い詰めてなく、「あそこ、潮が引いた時に行けそうだな。今度の土曜日の夜中、月が出てるし潮が引くし行ってみよう」という程度の一見さんみたいな感じだったかもしれません。私からすれば最高のエギングポイントなのに、えらく帰るのが早いな(潮が動いて、チャンスが出るのはこれからですよ)とも思ったのです。エギングにランガンはつきものですが、あまりにポイントの見切りが早すぎるのもチャンスを逃します。

 

そして、先ほどからの、「今日は悪くない(出るかも)」というセンサー通りというか、先行者の方が帰ってから20分少々経過した、午前0時14分に894gがヒットしました。この地磯に慣れてない方は絶対にエギを投げない場所に、900弱のイカはいました。先行者の方が、そこに投げていれば釣れていた可能性のあるイカです。

 

水深9メートルぐらいのところに旧エギスタ3.5号金オレンジをキャストしました。とりあえずボトムあたりまで沈めて、数度しゃくってリールを巻かず、左指でラインに触れていると、わずかにテンションがかかって、すぐテンションが軽くなったので、何かおかしいな(イカだろう)と思い、即座に合わせると重みが乗ってドラグがジージー鳴り出しました。手応えは、そこそこ重かったです。894gでした。エギは旧エギスタ3.5号ノーマルの金オレンジです。何の変哲もないエギですが釣れるので気に入ってます。最近のエギスタでなく、旧エギスタが好みです。

その後、釣れない時間が続きましたが、午前1時47分に400gぐらいが釣れました(リリース)。少し沖のほうから合計でイカパンチを5回くらいしてきて釣れたイカです。イカパンチの都度、合わせるもかからず、それでも諦めずにイカパンチを連発してくるので、どこかでヒットするだろうと思っていて、立ち位置近くになって、イカパンチに合わせてようやく釣れました。

 

エギングの最中、向いてる真正面の南の空に大きな流れ星を2回見ましたが、おそらくふたご座流星群でしょう。なんだかラッキーな気持ちになりました。冬は空気が澄んでいますし綺麗に見えました。

 

最近、デイエギングで修行をしていたせいか、今夜のエギングは楽でしたし楽しかったです。何が楽しいかって、イカパンチも連発でありますし(冬のド快晴のデイエギングでイカパンチの連発はほとんど無い)、普通にアタリが出ますし、そのアタリ自体が多いですし、アタリ自体、比較的に分かりやすいのが楽しいです。ナイトエギングのアタリが分かりにくいなど仰る方がいますが、冬のデイエギングでのアタリの無さや、アタリの分かりにくさをしっかり経験していれば、そんな発言はあまり出ないだろうと思います。

 

最近、2キロのイカをエギングで釣り上げた方も世の中にはいますし、私も負けてられません。2キロとは言わずとも、そのうちキロアップは出るでしょう。冬のナイトエギングは、備えや技術磨きを日頃からをきちんとして挑めば、そうそう難しくないというか割と釣れやすいとは思います。