本日午前8時30分から10時過ぎまでエギングに行ってきました。場所はいつもの地磯です。天気は快晴、波は無し、風は微風で潮は緩やかながら、止まらずに動いてます。現在の月の大きさは半分くらいです。個人的に、本日のエギングは、「全く釣れないことはないが、あまり釣れないコンディション」という認識のもとにエギングしました。
毎回、毎回のエギング釣行が、「最高のコンディション!釣れそう!」というわけにはいきません。私はその日が、「釣れなさそう」と、ある程度、予想ができていても、行ける時はエギングに行きます。その日、釣れなくてもいいんです。釣れない時をたくさん経験した人ほど、エギングが上手くなります。現在、エギング技術の向上が頭打ちだと感じる方は、「釣れない釣行経験」が少ないのでは?(釣れないことを避けている?)とも思います。
「ランガンしましょう、エギングにランガンは必須」など、経験者の方が推奨するもんだから、少しエギングして、その場所で釣れないと、すぐに場所移動する人が少なくありません。防波堤などでしたら、その気持ちも分からないでもありませんが(風景やポイントが同じような感じで退屈ですし)、地磯とかだったら「イカはいるけど潮とかの関係で、今は食わないだけ」とかありますので、ランガンせず、30分とかもう少し待ってみると食い気が出てきたり、よそから回遊してきたイカが釣れたりもあります。
エギングユーチューバーの大半は「こういう時が釣れます。こういうタイミング、こういう場所が釣れる確率が高いです。こういう釣れそうな時にエギングしましょう」とか、「タイドグラフがどうのこうの。こういうタイミングが釣れやすい」とばかり言います。「釣れることこそ良い。釣れないのはなるべく避けたほうがいいですよね?」みたいな前提のもとで皆さん、話しをされてます。
「あまり釣れなさそうな時こそ、エギングしましょう。そうすると上達します」なんてことを主張される人は、ほとんどいませんね。きっと私がおかしいのでしょう(笑)。
話が脱線してしまいました。今日の釣果は200gぐらいが1杯です(リリース)。午前9時23分頃、水深4メートル前後のシャローで釣れました、深いところがぜんぜん釣れないのでシャローでやってみたら釣れました。ラインがピン!と張って、すぐにたるむ、あのアタリがあり、すかさず合わせました。少し重みがありますが、軽いです。エギは旧エギスタ3.5号シャローの金クルマエビ?です。
この画像の海の色を見てください。ド快晴ですよ。冬の、こんな日でも小さいイカはわりと釣りやすいです。冬場の大きいイカは、やはりナイトエギングが強いと思いますが、冬のデイでも曇ってたり小雨だったりで光量少な目の時は案外、大きいのが釣れます(過去の経験上)。
今の時期、「絶対」ではないのですがシャローに大きなイカはあまりいません(全くいないわけではありません)。ただし冬でも水深5メートル前後から、それより浅いシャローに大きなイカが入ってくることはあります。
今年の6月のような感覚が研ぎ澄まされる鋭敏な感じはありませんが、現在のところ、デイでのラインアタリを見逃す気は全くしません。デイエギングで「アタリが無い状態のPEライン」を目に焼き付けているので、アタリがあると、すぐに分かります。
エギングを始めたばかりの方などで、デイエギングでの、ラインへの変化でのアタリがあまり取れないという方は、おそらく、ラインへのアタリが何も無い状態を、何度も見て目に焼き付けてないのではと思います。
私のお勧め練習法としては、「日中の快晴時、潮があまり動かないような、釣れなさそうなタイミングでエギングしてイカのアタリが全く無い時のPEラインの挙動を目で覚える」といいです。そして、多少の波やウネリや風は慣れていただきたいです。波風あまり立たない、穏やかな時ばかりエギングしていても上達しません。極端なことを言いますが、命の危険がある時以外は、どんな時でも、なるべくエギングするという気概がある方は上達されます(笑)。
「本当に潮が動かない時の海がどんな感じか?」を音と視覚で知っているからこそ、「今、潮が効いてる。釣れそうだ」と判断が付くようになります。波が立っていてザワザワ騒々しくても、あまり潮は動いてないなどもあります。
快晴のデイに映えるビーストスナイパー806です。押しも押されもせぬ、私のメインロッドです。もうエギングロッドはこれ1本でいいです(という気持ちになってます)。来春、アレスの新作が出るとかなんとか情報があります。その新作だけは買う予定です。