本日、スクイッドマニアのZERO-G EVOLUTION 超 805 正宗 MXが届きました。某店で新品でわりと安かったので購入してみました。
継いでから、夢墨ボロン803ML、夢墨GVX806MLと同時に比較しての率直な感想。
※あくまでも個人の感想です。
予想よりもクセは強くないが(そこまで取っつきにくい感じは無い)、夢墨GVXのようなスタンダードな万人向けな感じも無い。ティップからベリーは、ヤワヤワではないが、そこそこ曲がる。エギの操作はしやすそう(エギを意のままに操れそうな感じはかなりします)。体感上、ロッドの硬さは「M」前後ぐらいかなと思います。
バットは硬め。108gだが、夢墨ボロン803ML(120g)と比べ、持ち重りあり。グリップ周りが軽く感じるため、ブランクスのほうが少し重く感じる。夢墨ボロンのような軽快さ、シャープさは無い(良く言えばパワフルさは十分ある)。
所有するリールがヴァンキッシュだけなので、この3本のロッドにヴァンキッシュを何度も付け替えながら、交互に持って振ってを繰り返しました(30分ぐらい3本のロッドで比較しました)。その上での結論。
ZERO-G EVOLUTION 超 805 正宗 MXはメインロッドにはなりません。詳細はよくわかりませんが、良いロッドなんだろうとは思います(笑)。ただ、どこで(どのような場面で)、どのように、このロッドを使えば、私にも分かる良さが感じられるのかが(夢墨ボロンを明らかに上回る良さ)、私の知識、経験不足のせいか、よくわかりません。また、第一印象で、「これはいい!使ってみたい!」という衝動が起こらなかったです(夢墨ボロンや夢墨GVXにはそれがありました)。
ウソは言えませんので本音をお伝えしました。悪いロッドではないのです。ただ、一般的なエギングロッドとしてのわかりやすい良さ(持って振った際の、すぐに感じる軽快さや、おお!っという感触)は皆無(かいむ)とは言いませんが、あまり無いと感じます(そのあたりは最初から狙ってないのでしょう)。素人向けではなく、やはり玄人向けのロッドでしょう。
ロッド単体だと、自重(108g)ほど軽快さは感じないです。その理由はグリップ周りが軽いからだと思います。それなら、夢墨ボロンのように少しグリップ周りを重くして、持ち重りを排除したほうが、数字上は重く見えても、分かりやすい良さは出てくるのかなと思います。