8月24日 地磯探索

地磯探索
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本日、午後2時より急遽、地磯探索(山越え)してきました。前回の記事で書いた地磯です。おそらく、ここが入口だろうと睨んだところまで行ってみると、一応は道(山道)がありましたが、少々勾配がきつく、あまり整備されていません。途中、小さな落石があったり、道が崩れて歩きにくいです。この日は気温33度です。午後2時過ぎは1番暑い時間帯です。

 

道があるとは言え、歩きにくく、山の中とは言え、暑さが身に堪えます。海の近くですが無風で蒸し暑く汗が止まりません。途中、水分補給しながら進みました。

 

山の頂上あたりまで、たどり着くと、分かれ道がありました。木に巻いたロープを伝って下に下る道と、そのまま頂上あたりを南に進む道です。どちらに行こうか迷いましたが(目的の磯場への道がどちらかは分からず)、ロープで下る道のほうは波の音が少し聞こえていたので、ロープを伝って下るほうを選びました。ロープがあるということは、「誰か釣り人がここに来て、ロープを木に巻き付けている」ということです。

 

いつ、誰が巻いたか分からない、消耗度も不明なロープを握りながら、ゆっくりと斜面を下りました。このような場面では降りるのは案外、楽なのですが、「帰る時(斜面を登る)はかなりきつい」のが常です。帰る時は大変そうだと思いつつ、未知の釣り場にたどり着けそうという好奇心を胸に、どんどん下っていきました。そして、数分後、磯場に降り立ちました。初めての磯場です。眺めはいいです。ただ・・・「う~ん・・・・浅い(水深2メートル前後)。ここは目的の磯場ではない」とすぐに分かりました。画像のような磯場です。

※目的の磯場は水深5メートル前後はあると情報で得てました。

かなり浅いのですが、イカはいるかもと思い、少しだけエギングしてみました。エギをキャストすると、100g前後の小さいイカは沢山付いてきましたが、「こんなところまで、わざわざ小さいイカを釣りに来たのではない」とすぐに我に返り、10分ほどでエギングをやめました。

 

ロープを握りながら降りてきた道を登ろうとしました。ここで体の異変に気付きました。疲労感が物凄く、汗が止まりません。足はなかなか動かず、体が重いです(これは運動不足と体重増加が1番の原因かもしれません)。

 

やばいな。帰れるかな・・と不安を感じましたが、少しずつでも足を前に出して登るしかありません。途中、休みながら、息を切らしながら必死に登りました。ようやく頂上の分かれ道のところまで戻ってこれました。体は限界に達していました。呼吸が苦しく、体が重いです。その場で身にまとっているライフジャケットを脱ぎ捨て、腰に巻いてたダイワのバッグを外し、帽子を脱いで、ロッドをバッグの上に置きました。その場に座り込みました。木々が遮り日差しは弱いのですが、風が無いので暑いです。とりあえず水分をがぶ飲みしました。呼吸が落ち着くまで10分ほど待ちました。熱中症の3歩ぐらい手前のような気がしました。

 

20分ほど体を動かさず座り込んでいましたが、少し落ち着いたので、もう1つの道を進むことにしました。南に50メートルほど進むと、小さな立て看板がありました。そこには、「●●の●●はこちら」とご丁寧に書いてありました。「ああ、こっちに行けば良かったんだ」と思いました。

 

この立て看板の示すほうに進めば、目的の地磯に行けそうでしたが、残念ながら、すでに体力が残っていません。ここから下って歩いて、目的の地磯にたどり着いたとしても、帰る際は、また、この立て看板まで歩いて登ってこないといけません。今度こそ本当に熱中症になって動けないまま、救助を要請することになったら、地元の方や救助してくださる方々に、いい迷惑ですし、親戚中の笑いものです。

 

というわけで、今日の探索は終了としました。また次回、この立て看板のところから目的の地磯に行ってみます。炎天下での山登りは「暑くてキツイ」ということがよく分かりました。