10月28日、午前1時過ぎに起床。午前2時前に出発する。コンビニでおにぎりとコーヒー、水分補給用ドリンクを買い、車を走らせる。目的地は10月5日に690gを釣った、あの場所。トンビ磯周辺の岩場です。
今日は珍しく「早朝近い時間帯の暗闇エギング」を試みました。月も満月近く明るい。波は穏やか。風もそこまで強くない。
トンビ磯周辺の岩場にて、こんなに早い時間からエギングするのは初めてです。また、早朝、トンビ磯に立つのも初めてです。
予定では800g台を１杯、600g台を2杯ほど釣って、意気揚々と午前6時頃には早仕舞いするはずでした（笑）。しかし！その目論見は大きく180度外れることになりました。
最初にトンビ磯周辺の岩場に立ちました。潮位が高く雰囲気は良いです。しかし！想定外のことが起きました（起きたというか、当然そうなります）。立ち位置の背後に小高い山があるため、今の時間帯だと月が完全に隠れてしまうことを想定していませんでした。月明かりの無い中、エギングしましたがアタリも何もありません。
だんだんと夜が明けてきました。午前1時過ぎ起きなので眠気を催します。寒さを想定して防寒対策をばっちりしてきました。ズボンも撥水速乾タイプを2枚履いてます。しかし、普段のデイエギングでは絶対にしないズボン2枚履きが、このあとのトラブルの原因になるとは想像もしていませんでした。
イカが釣れないので場所を移動して、トンビ磯に立つことを決めました。潮位が190センチぐらいまで上がっている中、岩礁帯の足元を腰まで海に浸かりながらゆっくり戻ります。そして、トンビ磯に向かう途中で、毎回必ず通る場所、岩から岩に少しだけ飛び移る場所にて。これまでに何十回と通っている場所です。
いつものように右足を前に伸ばして飛び移ろうとした際に、いつもなら届く場所に右足が届かなかったようで、足が滑ったと思った瞬間、そのまま前のめりに転倒してしまいました。ズボン2枚履きが原因と思われます。ズボンを2枚履いたため足の可動に少し制限ができていたようです。
防寒対策上はズボン2枚は良かったのですが、トンビ磯のような機動性が必要な場所ではズボン2枚履きは危険だと身を持って実感しました。
幸い、頭を打つなど大きなケガはありませんが、左手が軽い擦り傷です。転倒して、その左手で手をついた際に、岩にへばりついていた貝の殻の一部が手のひらに刺さりました（エギング終了後、安全ピンで、手のひらに刺さった黒い物体を取り除きました）。
また、右手首内側に軽度の擦り傷、左ひざが軽い打撲、右足のすねあたりに軽い打撲です。捻挫など無く、骨折も無かったのが不幸中の幸いでした。また、夢墨ボロン800MLも折れず、傷も無かったです。転倒したのち起き上がって周囲を見渡すと、誰もいなかったので「恥ずかしいところ見られなくて良かった」と思いました。
左手のひらに痛みを感じつつ、腰まで海に浸かりながらトンビ磯に何とか立ちました。エギングを試みましたがキャストの際に左手に痛みが生じます。何度かキャストしましたが、イカのアタリも気配も全く無いので帰ることにしました。帰る途中にある大きなスリットにて子イカをサイトで1杯釣りました。子イカなら何杯か見かけるのですが、そもそも、今日の予定では800g台を筆頭に3杯釣る予定でしたから、何とも空しい気持ちです。
端から見ればボロボロな釣行かもしれませんが、私としては得るものが多かったです。ケガも軽度ですし、ご心配なく。夢墨ボロン800ML、だんだんと気に入ってきました。トンビ磯を何とか攻略したいと思ってます。今日の釣行はその一環です。