他人が言う、「最強」とか「最高峰」とかはアテになりませんね。本当にアテにならない。その人の主観でしかない。
最近購入していたエギングロッドですが手放しました。使用時間は10分です(1回の釣行で10分エギングしました)。
「10分で何が分かるんだよ!?きちんと確かめたのか?」と思われますか?
私にとっては10分も必要なかったくらいです。キャスト1回したのち、合計何十回か、しゃくってエギが戻ってきますので、その1回のキャストで分かりました。しゃくるたびにロッド(ブランクス)の素性が分かってきます。「このロッド、あまり好きではない」と思いました。好みは人それぞれなので、そんなものですよ。たとえ、最新技術を駆使した、最先端の素晴らしい製品であっても、「気に入るかどうか」は分かりません。
みんながみんな、ストイストRTを褒め称えるとは限りません。この調子だと、ストイストSTについても、「このロッド、好きではない」となるかもしれません。ロッドの好みなんて、そんなものです。
「ああ、これは・・・もう、そのロッドが好きな人や、そのロッドを作ったメーカーの主観の話なんだ。全てのメーカーに共通するものではないんだ」と思いました。
私はストイストRT79MLMに期待していました。好きな長さだし、高いし(高いからいいロッドだろう)、自身の好みに合うのでは?ようやく、アレスのロッドから離れることができるかなと期待していました(笑)。
ところがどっこいでした。前述の通り、「ああ、これは・・・もう、そのロッドが好きな人や、そのロッドを作ったメーカー側の主観の話なんだ。全てのメーカーに共通するものではないんだ」と痛感しました。
私は現メインのロッド(レスターホープ709MH)が最強で最高峰だとは微塵も思っていません。紆余曲折を経て、今現在のエギングスタイルに合うロッドとして選びました。ストイストRT79MLMは、私が望むエギングロッドとしてのイメージからは結構、外れていました。強さがもう少し欲しかった。もう少し硬くて良かった。もう少し、ブランクスに強い芯と一体感が欲しかった。
ストイストRTを「最強!」と思う人はそれでいいですし、「たいしたことないな」と思う人だって、遠慮なく、どんどん声を挙げていいと思うのです。ダイワのロッドだから、「大したこと無いわけない」とは限りません。