春イカシーズンです。なかなか良型のアオリイカが釣れないと悪戦苦闘されてる初心者の皆さまに、何かアドバイスしたいと思い立ちました。昨年になりますが、私の春イカ釣果、前半は、なかなか厳しかったです。
昨年の話ですが、「4月1日から春イカ開始」と定めると、1杯目のキロアップが釣れたのが5月13日でした。4月に入って以降、17回目の釣行までキロアップは釣れませんでした。18回目でやっとキロアップ釣れました。その18回目の釣行直前まで9回連続ボウズを続けていました。下記の通りです。
4月8日 釣れない
4月10日 680g
4月11日 634g
4月16日 450g
4月17日 釣れない
4月18日 100g
4月19日 110g
4月20日 240g
4月29日 釣れない
4月30日 釣れない
5月1日 釣れない
5月4日 釣れない
5月5日 釣れない
5月6日 釣れない
5月8日 釣れない
5月10日 釣れない
5月11日 釣れない
5月13日 1.48キロ、809g
並みの人なら途中で、「春イカ、もう終わったんだ」と勘違いしてもおかしくありません。「もう、やめた」とエギング自体をやめてもおかしくありません。それでも私は諦めませんでした。諦めの悪い男です。
あきらめたら、そこで終わってしまいます。あきらめず、「なぜ釣れないか?こうしたら釣れるのでは?」というものを1つ1つやっていくのも良いと思います。
焦ることはありません。春イカは地域にもよりますが6月ぐらいまで続きますし、7月、8月のいわゆる夏イカの時でも地域によっては大きなイカが釣れます。「春」にこだわらず、いつでも大きなイカが釣れれば良いのではとオジサンは思います。
現に私が自己最高のイカ(重さ)を釣ったのは昨年7月29日です。
春のイカは(キロ前後以上。子イカは除く)、適当に海に投げて、しゃくっていたら釣れたのようなラッキーな要素は少ないです(無いことはないですが)。私の感覚だと、この釣り場で、この潮位(潮がよく動く潮位など)、このエギで、あの藻の近辺にいるであろうイカを狙ってキャストして釣るみたいな感じです。キャストの精度も多少、大事になります。なるべくイカのすぐ近く(藻が引っかからない程度になるべく近く)にエギを通すみたいな気持ちでキャストします。イカのすぐ近くにエギを投げると、イカが驚くから、離れたところにエギをキャストして、それから少しずつ、エギをイカに近づけるという考えは、私はほとんどしません(藻場周りでの春イカ狙いにおいてです)。そもそも、ほとんどの場合、こちらから、「ここにイカがいる」とはっきり見えていませんので。ただし、見えているデカイカだったら、エギを直撃はせず、少し離れたところに投げたりします。
よく言われる通り、「藻場」が大きなイカがいる、いないの1つの判断材料になります。代表的な藻はホンダワラとアマモです。ホンダワラは磯回りや、岩礁帯の底などに生えます。その他、ホンダワラは港内奥の流れの緩やかなところや、船があまり通らないところ、防波堤際などに結構、生えてたりします。よって、大体、どこでも春イカのポイントになり得ます。