ブラインドの釣り

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先日、1.5キロが、2釣行、続けて釣れました。その後、別日に1.2キロが続けて釣れました。3釣行続けてキロアップを釣るなんて、私にとって、なかなか無いことです。私がエギングするタイミングで、イカがいてくれたことが1番の釣れた要因ですが、そのイカを逃さずにモノに出来たことで、「次の段階に入ろう」と決意しました。エギングを始めた当初の夢、目標を達成できたと感じました。

 

その3杯のキロアップ、いずれもサイトでなく、ブラインドの釣りです。アタリを捉えて合わせました。しゃくったら乗っていたではなく、アタリを察知しました。ロッドへのアタリは一切、無かったです(ロッドに伝わるよりも前にラインの変化が出るので)。だから私はロッドの感度をあまり気にしないのもあります(デイエギングはラインでアタリを取ることが多いので)。

 

私の中では、「サイト」よりも「ブラインド」で釣るほうが難易度は高いと感じてます。

 

エギングを始めた頃は、そんな釣り方が本当にできなかったのに、いつの間にか、そんな釣り方も難なくできるようになったのだな~と、しみじみ思いました。上達しました。これまでの数年、一生懸命エギングしました。毎回、海に浸かりながら磯を目指すんです。毎回、着替えを持って来ず、下半身は濡れたまま帰宅します。恥ずかしさも何も無いです。

 

海中でのエギの動きがイメージできていて、イメージ通りにエギを動かせて、その結果が釣果に繋がっているのかは私には分かりません。ただ、私、サイトエギングもかなりしましたし、磯の立ち位置のすぐ真下にて(水深5メートルなど)、リールを一切巻かずに、ロッドのしゃくりだけでエギの動きを観察する練習なども、かなりやりました。遠くにキャストしてでは、エギがあまり見えませんので、立ち位置近くで、海の透明度が高い場所で練習しました。その際の練習がスラックジャークを用いる際に役立ってます。

 

どのようなしゃくりで、そのエギがどういう動きをするか?が、ある程度、わかっていないと、ブラインドの釣りで釣果は伸びないと思うので、順序的には、まずはサイトエギングで、エギの動きをしっかり覚えるのが先だと思います。その際に少し高い場所からエギを観察できるといいです(防波堤なら、それは可能です)。

 

また、エギが色々な水深で沈んでいる際に、どのくらいの強さのしゃくりで、どのような動きをするかも、できれば経験したほうがいいと思います。経験が難しいなら、色々なエギングDVDで学べばいいでしょう。深い場所と、表層では同じ強さのしゃくりでも、エギの動き方が違います。

 

と、色々なことをもっともらしく文章にしましたが、実際のところは、あまり難しく考えずエギングしています。深いところなら、ノーマルのエギを沈め気味でしゃくり始める。浅いところなら、シャローのエギで、今の時期なら表層狙いでも釣れる時は釣れると思います。

 

エギングを、なるべく小難しく考えない、なるべくシンプルに考える(そのために徹底的に経験したり考える)、春夏秋冬、多少釣り方や狙う場所を変えるとは言え、基本は同じだと思ってます。ましてや梅雨イカだ夏イカだと釣り方を区別する必要性は私は感じていません。