台風が過ぎ去る頃から、ようやく私も自由の身になれます。平日のエギングを再開します。9月の第一週は平日午前、毎日エギングに行けるよう、仕事をあまり入れていません。9月第一週は毎日、狙い撃ちです。運が良ければ、この前みたいにキロ前後が出るのではと睨んでいます。
これからのいわゆる秋イカシーズン、小さいイカを小さいエギ使ってでも何十杯も釣るよりは、なるべく大きいイカを、その日1杯でいいので釣れるよう頑張ります。個人的に子イカの数釣りは全く興味が無いですが、子イカの数釣りをされる方を否定はしません。よそ様のされることを否定できる権利はありません。
ただ、「秋イカは子イカの数釣りだ~」と、さも、それが当たり前であり、当然のことのように思われるのは癪(しゃく)なので、一応、私の考えを表明しています。
話は変り。9月から新たにエギングを始めようとする方が多いと思います。普段、触らないロッドやリール、ラインやエギを、エギングのために買い揃えている方もいるでしょう。
スピニングリールのハンドルについて、おじさんが一言申しますが、右利きの方は、「リールは左手で巻く」をお勧めします。購入したリールのハンドルが、ロッドを持った状態で右側に付いてたら、左側に付け直したほうが良いです。ロッドを右手で持ち、左手でリールのハンドルを回す。右手でロッドをしゃくるのが良いでしょう。
右利きの方で左手でロッドを持って、右手でリールのハンドルを回すというのは絶対にダメではありませんが、今秋からエギングを一から始める方でしたら、最初からリールのハンドルを左巻きにしたほうがいいです。右巻きに慣れたあとに、あとから左巻きに戻すのは少し面倒なので、最初のうちからリールハンドルは左巻きで慣れましょう。
私が色々な釣りを始めた17年ほど前(最初の頃はエギングはしていませんでした)。私、右利きですが、右巻きハンドルで釣りをしていました。特に不自由は感じなかったのですが、職場の気合の入ったルアーマンとシーバス釣りに行った時に、「右利きならハンドルは左巻きが普通ですよ。右巻きは変ですって!」とえらく強く言われて、「そんなものかね~」と渋々、ハンドルを左巻きに変えました。
リール右巻きから、左巻きに変えた当初は釣りのしにくいこと、この上ありませんでしたが、何度か釣行しているうちに慣れました。そして、ハンドル左巻きのほうが釣りが(キャストして、次のキャストまでの動作が)しやすいことに気付きました。今振り返ると、あの時、ルアーマンの同僚がハンドルを左巻きにしたほうがいいと言ってくれたことに感謝しています。
あともう1つ、余計なお世話を。PEラインと、フロロカーボン等のリーダーを結ぶ際に、「電車結び」を勧める人や各種メディアが多いです。私も、釣りを始めた頃、電車結びをなんとか覚えてやってましたが、電車結びに良い印象はありません(笑)。強い力がかかると、すっぽ抜けが起こりやすいような気がします。いざ大物がかかって、すっぽ抜けでは悔しいですよ。
エギングを開始した頃に、私のエギングの先生である杉原さんの教則DVDを視ましたが、電車結びを紹介されてました。杉原さん自身は電車結びはされないようですが、初心者の方にも簡単で分かりやすい結束方法として、電車結びを紹介されたのでしょう。
私の意見としては、エギング初心者の方に電車結びはお勧めしません。私がいつもやってる結束方法のサージェンスノットをお勧めします。このやり方のほうが電車結びよりはるかに簡単で素早くできて、しかもけっこう強いです。
ネットで、「サージェンスノット」を検索して動画など見て覚えるといいです。PEラインとリーダーを重ねて輪っかを作って、そこに重ねたラインを巻いていきますが、私は6回巻いてます。通常紹介されてるよりも巻き数を少し増やして、強度を上げています。