9月11日 エギング 751g、140g 合計2杯(1杯リリース) レスター夢墨ボロン806ML使用

2024年 エギング釣行
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本日午前8時過ぎより9時50分までエギングに行ってきました。場所はいつもの地磯です。磯に立つと、ウネリ少々ありの少し危なっかしい感じでしたが、今日は小潮(こしお)で潮位上昇も速くなく、そこまで潮位が上がらないので、短時間だけのつもりでやってみました。釣果は午前8時34分に140gがサイトで釣れたのち(リリース)、午前9時24分に、そこそこサイズの751gを釣りました。700gぐらいあれば持って帰りたくなります。ありがたくいただきました。

751gが釣れた時を詳しく説明します。エギング初心者の方、今秋からエギングを始めた方、必見です。

この前、キロアップを釣った際のエギ番長3.5号(下地は赤)にて水深10メートルのポイントにキャストし、ボトムまで沈めます(数えたら、カウントは33秒ぐらいで着底しました)。フォールさせる間はリールのベールを開けます。このポイントでエギングする際は、カウントしている間に、いつも水分補給をしています。水分補給の間、ロッドは両足でしっかりと挟んでいます(見た目、あまりカッコよくありませんが)。今の時期、こちらの地域では藻や海藻はすっかり枯れていて着底させてもエギに海藻などは引っかかりません。

エギのサイズは、そのシーズンの、なるべく大きいイカを釣りたいなら、いつも3.5号を使いましょう。今の秋イカ時期に4号でも構いません。巷に広がる「一般的なエギングの考え」は「絶対」ではありません。3号、2.5号などのエギを使うと、小さいイカが簡単に釣れやすいので(ヒットすると墨を吐きます)、結果的に周囲にいたかもしれない大きいイカを警戒させてしまう(釣り逃してしまう)ことに繋がります。小さいイカを沢山釣りたいなら小さいエギでもいいでしょう。

 

ラインがふわっとなって、たるんだら着底の合図です。そこからゆっくり、ゆったりと3回、しゃくりました。しゃくったあとはリールを巻かずに、ラインを凝視します。大きいイカ狙いでロッドをビシバシと素早くしゃくる必要はありません。

 

私が思うに、その場所でのなるべく大きいイカを狙うなら、ロッドをしゃくったあとはリールを巻いてはいけません(笑)。いや、このしゃくり後のリール巻きは、ケースバイケースではあるのですが、しゃくったあとに毎回必ず、すぐにリールを巻いて、糸ふけ取ってラインを真っすぐにしたがる人は、少し考えたほうがいいです(余計な世話ですが)。ただ、糸ふけを取らないと、ラインがはらみ過ぎてしょうがないとか(横風など)、ラインが岩や障害物と干渉してしまうなら、適度に糸ふけを取ってください。どんな時でも絶対にラインはたるませろ!と言っているわけではありません。

 

1度目、ゆったり、ゆっくりとロッドを3回しゃくったあと、リールを巻かずエギをフォールさせます。その際に、ラインから目を離してはいけません。デイエギングするなら偏光グラスは必須です。偏光グラスを持ってないなら早めに買いましょう。お勧めは「ZEQUE」というブランドのものです。

 

私は右手でロッドを持ってます(左手でリールを巻く)。左指が空いているので、ラインに左指を軽くそえています。すると、「ピン!」と1回だけ、軽くラインを弾くような感触を左指が察知しました(これが通称イカパンチです)。エギはボトムあたりにあります。「ん?イカパンチ」と思いましたが、ラインに何も変化が出ません。5秒ぐらい何もせずにロッドを動かさずに待って、ラインを凝視していましたが、何も変化は起きません。

 

「さっきのイカパンチだよな」と思いつつ、再度、ゆったりスローに5回続けてしゃくりました。しゃくったあとはリールは一切巻かずにラインを凝視します(ここが大事です)。ラインは少したるんでいました。するとラインがゆっくりとボトムの方向に真っすぐに張っていくように見えました(この時点で、イカがエギを掴んで後方に泳いでいます)。私はイカのアタリだと確信しています。

 

ラインをピンピンに張った状態で、イカがラインを引っ張るよりも、ラインがたるんだ状態で、イカがラインを引っ張るほうが「ラインの変化」が目視で分かりやすいのです。エギのフォール中は、ラインをたるませていたほうが、ライン変化でのアタリを取りやすいということです。ただし、手に伝わる感覚(引っ張られるなど)でアタリを取りたいなら、ラインは張ったほうがいいです。でも、ラインをいつも張っている状態だと、果たして大きめのイカが毎回、エギを躊躇なく引っ張ってくれるでしょうか。ラインがピンピン張っている状態でのフォールと、ラインが少したるんだ状態でのフォール、どちらのほうが、大きいイカからのアタリが多く発生するか?という話になります。ケースバイケース(使い分ける)など言う方もいますが、私は、そのケースバイケース(使い分け)が現時点では、よく分からないので、「毎回、原則、しゃくり後はリールを巻かない(ラインを張らない)」で統一してエギングしています。

 

「おっしゃ!来た!」と心の中でつぶやき、素早く合わせました。イカのアタリに合わせる際は、マイスター風に「オッケー来たよ!」でも何でもいいので声を出して合わせると楽しいです。ここがエギングでのハイライトシーンみたいなものです。あとはリールをゆっくり巻いて、イカを寄せるだけです。

 

イカの重みがロッドに伝わりました。手応えから、キロは無いとすぐに分かりました。500gぐらいあるかな~と思いながら、リールを巻きます。キロ無さそうなイカでポンピングする必要性はありません。一定速度でゆっくりリールを巻くだけです。

 

立ち位置近くまでイカを寄せたら、抜き上げが難しいサイズのイカにはギャフをかけて(タモでもいいです)、ギャフを垂直に短く戻します。ギャフを伸ばして、イカにギャフをかけたあとに、ギャフを伸ばしたままの状態でイカを海面から持ち上げて地面に置くのは、あまり良くないです。ギャフを垂直に戻しながらイカを上に上げると、まず、イカは外れません。この時期にしては、そこそこサイズでした。このエギ番長の色、現在は廃盤のようですが、なんだかよく釣れる気がします。

ロッドは夢墨ボロン806MLを使用しました。今日は、やけにこのロッドが軽く感じました。本当は、この前、購入したビーストスナイパーを使いたかったのですが、私の不注意による可能性がありますが、ガイドに不具合が出たため、現在、ビーストスナイパーを修理に出してます。当分は夢墨ボロン806MLでエギングすることになります。良いロッドですが、ビーストスナイパーのパワーには及びません。