おはようございます。本日午前2時40分より3時30分までナイトエギングに行ってきました。場所はいつもの地磯です。釣果は904gが1杯です。手応えはそこそこあり、かけた際はキロいったか?と一瞬思いました。
今夜は月は半分ぐらい、潮は小潮であまり動かない、風は微風、波はかなり穏やかというコンディションです。干潮が午前5時過ぎです。現地に着くと波の音がやけに静かです。潮位も低めでした。干潮時刻まで2時間30分くらいです。
海の雰囲気と音から、「あまり期待できないかも」と思いつつ、エギングを始めますが潮が静かすぎるのが気になります。「これはダメだ。ぜんぜん動いてない」と半分諦めつつも、とりあえず投げれるところに投げていきます。やはり反応は何もありません。
「もう帰ろうかな」とエギング初めて20分くらいで帰りたくなってきましたが、「干潮の5時くらいまではしようかな」と気持ちを奮い立たせて、ヤル気が出ない中、エギをキャストします。
エギングを開始して40分ほど経過しました。さっきよりも海が少し騒々しくなってきました。「潮が少し動き出した!今がチャンスかも」と旧エギスタ3.5号シャロー(赤)を水深7メートルの方向にキャストしました。とりあえず、ボトムまでは沈めず、中層の少し下(4メートルくらい)のところを意識して沈めました。そして、ゆっくりしゃくっていると、ラインのテンションが素早く変化するようなイカの反応をロッドと左手で察知しました。125gのロッド(ビーストスナイパー806)を使ってますが感度は良いです。
「いた!イカだ」と確信し、臨戦態勢に入りました。少し間を置いて、ゆっくり数度しゃくって、リールを巻かずに左指をラインにそえていると、「テンションが全く変化しない」のを察知しました(すでにイカがエギを抱いてます)。
通常、エギはフォールしますので、エギが沈んでいくにつれて、徐々に指にラインテンションがかかるのですが、そのテンションが数秒経過しても変化しないのが「アタリ」ということです。「コン」とか、「コツン」とかのアタリは無く、ラインを引っ張るようなアタリでもありません。イカがエギを抱いたまま、そこにとどまっているというか浮いてる状態です。
ビーストスナイパー806に力を込めて思いっきり合わせると、ロッドが止まり、ドラグが鳴り始めました。手応えは最近の中では1番重かったです。キロは無かったですが、まずまずサイズでした。午前3時22分にヒットです。エギスタ、やはり私の目に狂いはなかった。釣れるエギです(エギなら何でも釣れるのかもしれませんが)。
エギ王をやめて本当に良かったと、イカの引きを楽しみながら改めて思いました。この赤いエギスタ、これ1本しか持ってないので大事に使います。まずまず良いサイズが出たので早仕舞いで帰りました。周囲にエギングしている人は誰もいません。