お金が無いと言いながら、なんとか手に入れました。第一印象は「柔いけど、適度にハリがある。スローテーパー気味な調子」です。以前、購入したリアクトドリフターは持ち重りが気になりましたが、今回のサーチドリフターはあまり気にならないです。
手に持って、すぐに分かる、グリップの短さ、シェイプアップ化され尽くしたグリップ。ここは好みが分かれそうな感じがします。このグリップが、明らかに軽量化に一役買ってるでしょうけど、グリップがもう少し長くてもいいかなと感じないこともありません。
とりあえず次回のエギングで使用してみます。ただ、サーチ ドリフターはメインロッドにはならないです(笑)。決してダメなロッドではありませんが、スタンダードな感じのロッドとは思いません。私は軽量で斬新な最先端なロッドは一切求めていません。トラディショナルなスタンダードなロッドでいいんです。
私は「軽いロッド」を求めているのではありません。数字上の重量が100g、110g以上あろうと、扱いやすく、持ち重りが無く、軽快な耐久性があるスタンダードなロッドが好みです。
LESTER夢墨GVX800MLと交互に振ったところ、軽快さがそこまであまり変わらない。持ち重りの無さだと、LESTER夢墨GVX800MLのほうが勝るんです。
サーチ ドリフターは「数字上」は軽いです。デジタル計で計測して85gでした。LESTER夢墨GVX800MLは117gです。その差は32gあります。しかし、交互にロッドを振ると、「32g」の差があるな~という感じが皆無です(個人的な感想です)。この点がアレスエギングロッドの妙とでも言いましょうか。面白い点です。
サーチドリフターは、予想はしてましたが、やっぱりと言うか、私には少し柔かったです(好みとしては、もっと硬くていいです)。比較するとレスターホープのほうが若干、硬い気がしないでもないですが、もしかしたら、曲がる位置がサーチドリフターのほうが少し胴寄りのせいか柔く感じるのかもしれません。
私がいつもエギングしている地磯では、水深2メートル、3メートル、5メートル、7メートル、10メートルと、様々な水深のポイントがあります。LESTER夢墨GVX800MLは、サーチドリフターよりも明らかに硬いロッドですが、それでも、水深7メートル、10メートルのポイントで使用すると、「柔いな~。もう少し硬くてもいいな」と感じることがあります。サーチドリフターで、水深7メートル、10メートルのところでエギングして、どんな感じになるのか、ちゃんとエギを動かせるのかなど確認してみます。