細身で軽量なロッドを少しも、「折れにくい」など考えてはいけない

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某動画にて、とある細身で軽量なロッドが折れたというロッドを観ました。特に傷など無かったとか、何で折れたんだろう?みたいな動画でした。

私からすると、「いやいや、そのロッドって軽量で細身なロッドではないですか?そりゃ折れやすいですよ」としか思えない(笑)。

軽量で細身なロッドは新品だろうと地面に落としてなかろうと傷が無かろうと折れやすいです。そう簡単には折れないと言えばそうなんですが折れる時はあっさり折れます。軽量で細身なロッドってそんなものです。そんなロッドでも新品として店頭に並びます。

 

皆さんが軽量で細身なロッドをどんどん買うから、メーカーが、「軽量で細身なロッドは儲かるな~。よし!軽量ロッドをもっと売ろう!(お金が入ってくるぜ~!)」と思って、調子に乗って「儲かるけど折れやすい軽量で細身なロッド」を次から次に世に出すのです。メーカーは一言も、「その(軽量で細身な)ロッドは折れにくいです」と言ってないです。

 

なお、私が使うような重量あるロッドのほうが(125g)、軽量な細身ロッドより折れにくいのは当然です。125gのロッドの折れにくさと、60g台、70g台、80g台のロッドの折れにくさを同一視してはいけません。

 

細身で軽量なロッドを買った方が100人いたとして、100人とも折れるでは話になりませんが、90名は折れないけど、10名は腕力など強くて(またはキャストが上手くないとか、無理な扱いするとかで)、ロッドにけっこう負荷をかけてしまって折るかもしれない強さだけどオッケー(その際の保証など差し引いても、90名にロッド買ってもらうほうが儲かる)ということで世に出すのでしょう。

 

100人が、なかなか折らない、少し重量がある頑丈なロッドを出すよりは、90名は折らないだろうけど10名は折ってしまうかもしれない軽量なロッドを出すほうが、会社としては利益が出るので、メーカーによっては当然、そのロッドを世に出します。そういうことです。

 

軽量な細身ロッドが、今後ず~っと長く使えるかどうかは分かりません。メーカー側も、使用期間が半年とか1年、長くても2年とか3年程度で、ロッドを買い替えてもらうことを見越しているかもしれません。