やすさん理論

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誰かが言ってました。「これからの季節(11月以降)、ナイトエギングがメインになる」とか何とか。デイエギングでは釣りにくくなるとか。

 

そんな適当なことを動画や何かで言うと、それを見た人の中に、「11月以降はデイエギングで大きなイカはあまり釣れないんだ」と勝手に思い込む人が出てきます。そして、その人は11月以降、デイエギングをあまりしなくなったり。その人がそれで満足しているなら別にいいのですが。

 

これがユーチューブのエギング動画の悪いところですね。良くも悪くも動画の影響力は大きいのです。

 

「冬の時期、日中、潮はあまり動かず、夜間がよく動くから、夜間が釣れやすい」とか、通ぶって言う人がいますが半分はそう思いますが、半分はそう思いません。

 

私の実践経験上、イカの食い気って潮だけで決まらないんです。潮が動くから食い気が増進はあるのですが、それだけではないんです。単純なことですよ。人間と同じです。例えば、朝食をいつもの倍ぐらい、たくさん食べたら、昼食は少し少な目にするでしょう。

 

イカも同じことです。いくら潮が動くからって、「満腹」なイカはそこまで食い気は出てきません。夜食を沢山食べたイカは朝食時、あまり食べません。夜食をあまり食べなかったら朝はお腹がすきます。

 

それと、ただ、やみくもに夜のエギングに繰り出すのでは釣果は伸びません。もう少しイカの気持ちに寄り添うことから始めたほうがいいと思われます。いかにイカのことを思いやれるか?が釣果に関係しますよ。

 

潮だけで釣果は決まらない。ナイトエギングでなく、デイエギングでも冬のキロアップは釣れます。

 

私の12月に釣ったキロアップ2杯だけの少ないデータで申し訳ないですが、2杯ともデイエギングで釣れました。1379グラムが午前10時35分に釣れました(大潮)。1075グラムが午前8時56分に釣れました(小潮)。2杯ともアタリを完全に捉えて釣りました(夜間だとしゃくり合わせになりそうなアタリです)。

 

あと大潮、中潮が潮がよく動いて釣れるとか、小潮、長潮、若潮は潮が動かないからあまり釣れないとかは半分は正しいと思いますが、半分は正しくないと思ってます。

 

以前も同じようなことをブログで書きましたが、「イカがいつ腹をすかせるか、いつ腹がふくれるか」を推測しつつ、それと潮の動き具合などを合わせて、いつが釣れそうだと推測する。これが私のエギング理論です。

 

冬のデイエギングでもイカは釣れます。ただし、イカは夜と日中では行動パターンが違うので、夜釣れるポイントで、日中にエギングしても夜のようには釣れません。日中と夜では微妙に狙うポイントが変わります(大きくは変わりません)。