秋イカでもない、アオリイカでもない話です。過去、エギングしていてヒットした最大サイズのイカは4キロから5キロの間のモンゴウイカです。この時は取り込みでバラしたので重さを正確に計測していません。ただ、立ち位置のすぐ下まで寄せて、獲物を目で見たので、その大きさは克明に覚えています。
ヒットした場所は、最近よく行ってるゴロタ浜のある漁港の防波堤テトラから沖に向けてです。4月末頃でした。午前10時頃です。天気は快晴でした。干潮潮止まりあたりの時間帯だったのか、他にエギングしている人は1人ぐらいしかいませんでした。潮止まりだから、アオリではなくモンゴウがヒットしたかもしれません。
そのモンゴウイカを例えるなら、少し大きめの炊飯ジャーぐらいの大きさでした。イカっぽいというよりは、風の谷のナウシカのオウムにどこか似ているような見た目でした。
大きさは1キロ、2キロ程度ではありません。少なくとも4キロはあったでしょう。5キロ近くあったかもしれません。とにかく引きが強烈でした。そんな強烈な引きの生き物を釣ったのは、その時が初めてです。ロッドはブリーデンのLC80ワイドレンジでかけましたが(割とパワーある竿です)、引きが強すぎて完全にロッドは負けてました。
海に引き込まれそうなほどの引きで「これはヤバい!」と焦り、当時、あまりいじることが無かったドラグを緩めたり締めたりして10分以上、やり取りをしたのち、相手が弱ってきてから、どうにか寄せました。あの強烈な引きは、最初は魚(青物)でもかけたかと思いました。とにかく、この強烈な引きの獲物を見たい(姿を見ずに逃したくない)という一心で、なんとか踏ん張りました。
そんな強烈な引きをいつの日か、アオリイカで味わってみたいです。モンゴウイカでもいいです(笑)。また、モンスターモンゴウと格闘してみたいです。