人間は「欲深い生き物」です。しかし、「欲の存在」を否定してはならない。欲があるからこそ人類は発展してきました。もう一度言おう。「欲」を否定してはならない。そして私は欲深い生き物だ。
今月(9月)、あと1杯ぐらい(できれば2杯)、キロアップ狙ってみます。釣れるかどうか、今回は(この前のように)、自信は無いけど狙わないと釣れないのが、この時期のキロアップです。じゃあ狙ってみましょう!ということです。釣れなくても、「釣れませんでした」とブログで、きちんと言えばいいことです。恥ずかしくはありません。釣れないものは釣れないんだし。もし釣れたら、またまた鼻高々になれるので(笑)、事前に宣言してのち頑張ります。
宣言します。9月中にもう1杯、キロアップを狙います。釣れなかったら皆さん、お誘いあわせの上、笑ってやってください。一生懸命に狙います。台風だけが心配。
9月に新子を沢山釣りたい人は釣ってればいい。私は今月、キロアップを狙う。絶対にいるはず。あそこにいるはず。
あそこで、あの時間帯であんな釣り方をすれば、きっと来るはず。デイなら深場を狙う(案外、シャローにいるかも)。ナイトならシャローでもいる。
皆さんが、この時期、大きいのをあまり狙わないから、大きいイカは釣られずに残っています(数は少ないけど)。それを私が狙う。素晴らしい作戦だ。私は常にチャレンジャーです。失敗は何も恥ずかしくありません。漫然と大勢多数に同調して行動したり、自身の考えや希望を押し黙っていて、やりたいこともできず、言いたいことも言えないほうが辛いし我慢なりません。
最近、案の定、某動画サイトで「子イカの自称・爆釣動画」が増えています。視ていて、個人的に全く面白くない(笑)。100gに満たないイカを小さいエギで根こそぎ釣るとか、生後数か月のイカからしたら、たまったもんじゃないね。本当にうんざりします。それでも、これも生態系の枠組みでもあるし、そこを否定はしません。あとは、その行為が他者から見て、どう見えるかぐらい1%でも気にした方がいいね。何とも思わない人もいれば、すごく気に障る人もいます。
「自分さえ良ければ~」というのが滲み出ている行為って、端から見て、大人(おとな)としてカッコ悪いのだよ。法律違反ではなくてもね。
私は、子イカを小さいエギで釣りまくって、「爆釣!」みたいな感じで悦に入ってる風な人をユーチューブで見て、腹は全く立たないが、この人は何でこんなことをするのだろう?初心者だからか?虚栄心からの行動か?単なる見栄っ張りか?家庭が食料で困っているのか?単なるイカ好きか?それともただの自己顕示欲からか?それとも、その地域の人なら誰でもそうしているのか?(地域性?)など背景や心理が非常に気になるのと、ブログのネタにできないかと、ついつい視てしまいます。
誰か、いないのだろうか?9月に敢然とキロアップ狙いを真剣にやってる動画出す人は。そういう真剣なドキュメンタリー風味な動画は、個人的には視ていて面白いです。結果的に釣れなくてもいいんだよ。
「すごい頑張ってるね~!この人!尊敬する!」って動画を視たいんだよ。「よくやるな~。この人。俺にはそんなことできない。今回釣れなかったけど、次回頑張って!」って心から思える釣り動画がいいんだよ。
余裕ぶっこいて、「秋イカ爆釣しました~!」、「デカイカ連発~」みたいな動画など、面白くも何ともないんだよ。アマチュアのくせに、そういう動画を平然と出すところがつまらないんだよ。まあ、暇つぶしにはなるけど。凄腕のプロが余裕ぶっこいて釣る動画は、まあいいでしょう。「さすがプロだね~」となります。
しかし、アマチュアがそれをやると、「なんだコイツ。調子に乗りやがって」という気持ちが湧くのです。だから、アマチュアエギンガーが動画を出すなら、自称爆釣動画よりは、散々苦労して苦労して、やれるだけのことはやった。でも釣れなかったとかの動画のほうが再生回数伸びると思いますよ。
どいつもこいつも小さいエギで子イカ爆釣、子イカ爆釣、このエギで爆釣、このロッドがクセになるとか、このロッドの感度が凄いとか、そんな動画ばかりです。もっと「リスク」を取ってる、「チャレンジ」している動画、無いのですかね?
もし仮の話ですが、私がユーチューブ動画を出すなら、潮位がけっこう高い中、顔まで海に浸かりながら必死に、いつもの地磯(または別の地磯)に上がるまでの苦労を克明に捉えた動画20分ぐらいのやつを前編で出します(カメラマンを2人ほど用意して、四苦八苦しているところを撮ってもらう。離岸流に本当に注意)。
後編で、やはりカメラマン2人で、私が、ひたすらキロアップを狙う様子を追ったノーカットのやつを出します(当然、春イカ時期は除外する)。もちろん所々にタックル説明、何でそのエギを選んだか、どういう考えで、なぜ、その場所にキャストしたかの、私からの解説付きです。BGMは何もいらないです。ナレーションは「きしめんさん」にしてほしいけど、もういらっしゃらないのが残念です。
釣れるかどうか分からなくても、丁寧に手を抜かずに動画を作る。演者が一生懸命、真剣にチャレンジする。私だったら、そんな動画を作ります。