私は基本的に「夜間」はエギングしません(都合上できない)。一般的には「夜のほうが良型のイカが釣れやすい」とよく言います。私も当初はそう信じていました。「日中にキロアップを釣ることは(かなり)難しいだろう(可能性ゼロではないが)」と思ってました。
ところが7月末のある日、はじめて日中(午前10時頃)にキロアップが釣れました。さほど労せずと言いますか、ポイントに着いて1時間も経たずに釣れました。この1杯は嬉しかったです。しゃくったら乗ってたでもなく、アタリを捉えて合わせましたので。しかも周りには誰もいない。暗闇の中でもなく、太陽が照り付ける日中、目の前にいる見慣れない、光沢のあるキロアップのイカ。喜び独り占めみたいな気分でした。
「こんなエギングは楽しいな」と思いました。明るい時間に良型のイカを釣るのは楽しいです。昼間に500以上、キロ前後、キロアップがそこそこ釣れる可能性があるなら、私は日中のエギングに専心したいです。
夜間しか2キロ、3キロのイカが釣れないということなら、いずれは夜間エギングもするかもしれません。しかし、朝マズメ、日中に2キロ、3キロが釣れる可能性がゼロではないなら、私は夜間のエギングは今後もしないです。
もっぱら夜間エギング専門の方がいるなど見聞きします。都合上、夜間しかエギングに行けない人もいるでしょうけど、そうではなく日中でもエギングに行けるのに、あえて行かず、夜間のみ釣行する方です。夜間は確かに釣れやすいのかもしれませんが、「色々と見えなくて大変ではないですか?」と余計なことを思ってしまいます。
おそらく夜間専門エギンガーの方は、夜のエギングに十分な「楽しさ」を見出しているのだと思います。それは結構なことだと思います。
話は変わり。秋イカシーズン真っ盛りですが、私の感じていることを少し話します。個人の自由ではあるのですが、「秋イカシーズンにて、300g前後から500g未満のイカを夜間に熱心に狙う」のは何と言いますか、「そこまでしなくても、そのくらいのサイズなら日中でも十分に狙えますよ」と言いたくなります。余計な世話かもしれません。
イカ=夜行性という認識が強いのかもしれませんが、「腹が減ってれば昼間でもエサを探して活動する」と感じるので、イカが腹が減ってそうなタイミングを狙って釣行するといいのではと思います。
「イカのサイズが大きくなるにつれて、日中はあまり釣れなくなる」というのは確かにうなずけるところはあるのですが、私の経験上、昼間でもキロ超えが出たりもありますし、600g~800g台のイカも普通に日中に釣れているので、全ての良型のイカが人生中のすべての時間で夜しか活動しないということはありません。お腹がすけば昼間でもエサを求めると感じてます。だから日中でもエギにイカが食いつくのですから。
確かに太陽が上がってくると、イカは釣れにくくなると感じますが、ポイント、潮などの条件次第では日中でも十分に釣れます。人間は知恵があります。私は知恵を絞って、「日中にイカが釣れる」ように努力します。