裸眼視力0.01(コンタクト使用)の私が、ラインの変化でアタリを取るのですから・・・

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ネット上のとある場所にて、「ラインを張ってアタリを取るエギングをしたい」とお考えの方を見つけました。初心者の方なのでしょうか。よく分かりませんが、どんなに安いPEラインだろうと、どんなに安いロッドであろうと(そこそこ硬さのあるロッド)、ラインを張っていればアタリは容易に分かりますので、わざわざ、そのようなエギングを覚えようと意気込む必要は無いと思います。数をこなせば自然にどなたでも覚えます。

 

ましてや、ラインをピンピンに張るエギングでは高級なエギングロッドでなくても、安いロッドでもアタリは取れます。8000円ぐらいの安いロッドでもラインを張り気味にしていればアタリは明確に出ます(ある程度の強さのアタリの場合です。瞬間的な弱めのイカパンチは気付かないかもしれませんし、気付いても、それに合わせるのは難しいです)。

 

ラインが張ってればイカのアタリは分かりやすいです。また同時に、ラインを張り気味にしていると、「イカのアタリが分かりにくい時」もあります(経験者の方なら分かると思います)。ラインがたるんでいるほうがイカのアタリが分かりやすいこともありますので、「ラインを張ること」が、イカのアタリを取るために必須なことと勘違いされてはいけません。

 

エギングにおいて、イカのアタリの取り方は色々ありますが、ラインを張って、ロッドに伝わる振動でアタリを取る方法は、「第一段階」であり「初歩的なアタリの取り方」であり決して難しくありません。

 

ラインを張らずにイカのアタリを「ラインの動きや変化」で察知するのが「第二段階」であり、少し難しく感じるかもしれませんが慣れれば簡単なので、エギングが上手くなりたい方は、デイエギングでのライン変化でアタリを取る方法を練習されることをお勧めします。

 

何度も何度も、このブログで言ってますが、私はエギングにて、ロッドをしゃくったあとにリールを原則、巻きません(強風時、シャローなどでは巻くこともあります)。しゃくったあとは、可能な限りスラックを取らない(スラックを取らないと釣りにならない時は、最低限、スラックを取ります)、スラックを出したまま、エギをフォールさせます。

 

当然、ラインは張っていません。ラインが張ってなくても、エギがフォールするにつれてスラックは自然に減りますし、次第に真っすぐに近づきます。そんな最中にイカのアタリは出ますし、イカがアタックしてきたことは目視で分かります。

 

ロッドをしゃくったあとに毎回、無意識に数回転、リールを巻くのは誰に教わったのでしょうか?プロがやってるからですか?エギングユーチューバーがやってるからマネているのでしょうか?それとも、スラックが出たままなのが何となく嫌だからとリールを数回転、巻くのでしょうか?

 

私からすると、しゃくりの後にリールを無意識に数回、巻く行為が「もったいないな~」と感じてしょうがないので(笑)、このようにクドクドと余計な世話ですが何度も記事で説明しています。もったいなく見えるのです。ライン張ってないほうが、イカの食いつきが良かったりするんですよ(毎回ではありませんが)。

 

このあたりが、もしかしたら私がデイでやってるエギングと、しゃくったあとにラインをピンピンに張るエギングをされてる方との明確な違いかもしれません。私は、しゃくったあとに、「不必要にリールを巻かない!ラインは張らないように!」ということに強くこだわっています。私が初心者の方にエギングを教えるなら、しゃくったあとは無意味に不必要にリールは巻かないように!と強く教えます。

 

私と反対に、「しゃくったあとはリールを素早く数回巻いて不必要にスラックは出さず、立ち位置からエギの着水点までラインを一直線にしないといけない!」と強くこだわっている方もいるでしょう(笑)。どちらが正しいも間違いもありません。お好きなほうをすればいいです。私はラインをピンピンに張るのは極度に好みませんし、ライン一直線など気にしませんし、そんなことに拘ること自体、ナンセンスだと思ってます。

 

エギングが上手くなりたかったら、ご自身のされてるエギング動作の要所、要所にて、なぜ、そんな動作をしているのか?を自身で明確に確認したほうがいいです。その上で、その動作が絶対に必要ならすればいいですし、絶対に必要でないなら、「明確な意味は無く、何となくやっている」ということなので、その動作を止めてみるのも良いでしょう。

 

私、視力が、かなり低いです。裸眼で0.01か、それ以下です。コンタクトをして、どうにか片方が0.7とか、片方が1.0あるか無いかぐらいです。そのくらいの視力でも、ライン変化のアタリを取れますので、皆さんでも、ラインの変化でアタリは必ず取れます。ロッドに伝わる振動や、ラインテンションの変化などでアタリを取るのに慣れたら、早いうちにラインを見てアタリを取る練習を始めてみるといいです。