「爆釣(ばくちょう)」と付いてる動画をいくつか調べてみた

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珍しくヒマなので某動画サイトにて、「爆釣」とタイトルに付いてる動画をいくつか確認してみました。

爆釣(ばくちょう)の定義は人それぞれです。エギングにおける一般的な「爆釣」とは、どんなものかを簡単に検証したのちに、私の考える爆釣について説明します。

詳しい説明は省きますが、200gぐらいまでのイカが6杯釣れた動画で爆釣と付いてる動画が、「釣れたイカが最も少ない爆釣動画」だと思いました(エギのサイズは3.5号以下を主に使用している)。釣った数が6杯より少ないもので爆釣と付いてる動画は今のところは見当たりません。

 

なるほど、「200g以下が6杯釣れた」で爆釣と思う方もいるということですね。人様の感覚は様々ですね。地域によって、イカのサイズも様々ですし、爆釣と判断する目安も地域により変わることは当然あります。

 

私が考える爆釣(ばくちょう)を説明します。時期により変わりますが、9月、10月なら500g以上が30杯以上、そのポイントや、その周辺で半日くらいまでで釣れれば(ランガンは無しで)、どうにか爆釣と表現して良いのではと思います。800g以上なら15杯以上、キロアップなら10杯以上、ランガン無しで、そのポイントや、その周辺で釣れれば(車での場所移動は無し)、個人的に、「爆釣だな」と少し思うかもしれません。

 

300g台なら、そのポイントで最低でも50杯以上釣れば、爆釣だなと少し思います。

 

爆釣の定義は「高め」に設定していたほうがエギング技術の向上には良いです。低めに設定された「爆釣」で悦に入ってるようでは「上達」の観点からは意味がありません。

 

エギング上達を望む方々へ、私が偉そうにアドバイスするならば、「ハンデ、制限」を頻繁に自身に課してエギングされたほうがいいです。秋イカシーズン開幕で、皆さん、子イカを小さいエギで釣りまくっていますが、「簡単に数釣れる、子イカエギング」の難易度はかなり低めですし、そんなエギングに興じていても上達上の利点は何もありません。初心者の方から、「スゴイですね!」とか、「エギング上手いですね」など賞賛されることくらいがメリットです。

 

ご自身に制限やハンデを課すなら、まずは小さいエギを使わず3.5号でエギングし続ける。それでも10杯、20杯と子イカが釣れてつまらないとか、退屈であれば、さらに釣れにくくするために、「釣れにくい時間帯」にエギングするとか、「あまり人気の無い、釣りにくいとされる場所でエギングする」とか、「ランガンを一切しない」とか、「あまり使わないエギでエギングする」とか、「少し重いロッドを使う」とか、「エギを新たに買わない(補充しない)」など、色々な制限やハンデを課すことができます。

 

場所を変えたり、エギを小さくしたり、新製品の釣れそうなエギを買うとか、今使ってるロッドよりも軽量なロッドを買うなど、釣りやすさを追い求めるよりは、「釣りにくさ」を求めつつ結果を出していくことで、ご自身の周辺にいるエギンガーに負けない対応力と「底力」が付いて、どんどんエギングが上達します。

 

少なくとも私はそうしています。そうしたほうが上達するだろうと思うからです。子イカの数釣りを延々と何年も楽しんでいては上達しません。これはあくまでも、「上達」に主眼を置いた考えです。「上達」を望まずに、子イカの数釣りが楽しいなら、楽しんでいただいて何も問題ありません。

 

子イカの数釣りはやめたほうが良いと言ってるのではありませんので誤解の無いようお願いします。エギングが上達したいなら、いつまでも子イカの数釣りでは良くないということです。