エギングにおける「リリース」について

この記事は約4分で読めます。

某動画サイトで動画を見ていると、「リリース」のことで、色々な意見が飛び交っています。100gに満たないような子イカを全て持ってかえる人に対して、「さすがに小さすぎます」とか、「リリースしましょう」とかコメントが付いてたりします。

 

私の考えを言いますと、「小さいイカでも大きいイカでも、持って帰りたい時は持って帰ればいい。リリースしたいならリリースすればいい」となります。「釣り人の自由にすればいいんじゃない?」というのが私の考えです。

 

そして、「自身の考えを他者に押し付けない、強制しない」ことが大事だと思ってます。よって、100g台とかの小さいイカを根こそぎ持って帰るような人をネット上で見かけたりしても、私は文句は一切ありません。ただ、根こそぎ小さいイカも全て持って帰る人を見かけて、あまりいい気はしません(笑)。でも、私がそう思うのも自由ですし、それに対して、「何言ってんだよ。持って帰って食べるんだよ!文句あるのか!?」と反論されるのも自由だと思ってます。

 

なお、私からすると、少し理解が難しい、「親イカはリリースしましょう」という意見を持っている方についても、「そんなの知りません。800g以上とか、キロアップは持って帰ります」と思ってます(笑)。苦労して釣った大きなイカほど持って帰りたいでしょうと思うのですが。

 

親イカをリリース推奨する方々の意見って、「親イカは産卵行動をするから、親イカ少なくなったら、生まれるイカも減るから」みたいな論調なのでしょうか?もし、そうだとしたら、あの~、親イカも、元を正せば、最初は子イカなのですが(笑)と言いたい。

 

私の意見としては、親イカリリースよりも、その前に、親イカになるまで成長する子イカ自体をむやみやたらと減らさないように!が先では?と思いますが。もちろん、子イカの全てが命尽きずに大きくなるわけではない。

 

途中、魚に食べられたり、ウツボに食べられたり、イルカに食べられたりするかもしれない。生態系はそんなものです。その中で、なんとか運よく、大きく成長して生き残ったイカが、春に釣れたりします。イカは大きくなればなるほど命を奪われるリスクが減ると思われます。

 

親イカリリースを推奨も結構ですが、まずは個体数の多い、すぐに死にやすい、天敵の多い子イカ自体を少しでも多く残して、何とか来春まで運良く生き残っていくようにと考えるほうが良いのではと思います。

 

親イカって(とりあえず、ここではキロ前後以上とします)、100g前後の子イカと違って、そこまで、1日、何十杯と釣れませんし、釣ること自体、難易度が少し高いので、釣れない人はなかなか、親イカは釣れません。そんな、釣れる数が少ない親イカをリリースと推奨するよりは、やはり親イカにいたるまでの、釣れやすい100g前後の子イカをホイホイ、むやみに釣らないようにと考えるほうが、「資源保護、イカの絶対数の増加」に多少でも効果があるのでは?と思ってます。あくまでも私の考えです。この考えを他者に押し付ける気はありません。反論意見があっても結構だと思ってます。

 

私がイカを持って帰る際のサイズは、今現在は、大体、「700g前後以上から」です。見た目、500g台とか、600g程度では、最近は持って帰る気になれません。エギングを再開した3年前は300gとか、200gとかでも持って帰ってましたが、イカが思うように釣れるようになるにつれて、だんだんリリースサイズが大きくなっていきました。

 

釣り人としての成長(釣果数の増加・釣れるサイズのアップ)とともに、ごく普通の方なら、リリースサイズは自然に大きくなります(あくまでも私の意見です)。キロアップや、キロ近いイカを定期的に、そこそこ釣る技量がある人は、300gぐらいのイカは言ってしまえば割とイージーにひんぱんに釣れます。釣れた300gのイカを全部持って帰るのも色々な点で大変になるので、持って帰るイカのサイズは自然に大きくなるものです。

 

この「リリース」については色々な意見があります。色々な意見がある中で、「納得、共感」できる意見は支持者が増えるでしょうし、納得、共感を呼び起こさない意見は支持者はあまり増えないでしょう。「小さいエギで子イカを釣って、釣れたイカを全て持って帰る」という考え方に支持者が多ければ、子イカを全て持って帰る方が、自然にどんどん増えるでしょう。

 

私は、「時間をかけて、収まるところに収まる」と思っています。他者に自論を押し付けない、強制しないを今後も心がけます。