しばらくはエギングに行けませんので(海は荒れてます)、色々と買い物してます。昨日、届いたのはタニタのスケールです(3キロまで計測できる)。13年ぶりにエギングを再開した昨年2021年にタニタのスケールを購入しました。その際に、1キロ以上のイカはそんなに釣れないだろうと思いこんで、1キロまでしか計測できないスケールを購入したのです(昨年の時点で、キロ超えのイカは1杯も釣ったことが無かったので)。
そしたら意外にと言うべきなのか、現時点でキロ超えのイカがそこそこ釣れているのもあり(昨年合わせてキロアップは3杯釣りました)、スケールを買いなおしました。3キロまで計測できるので、当分はこのスケールで問題ないでしょう。
余計な話をしてしまいました。本題に。とあるエギング動画を拝見して思ったことがあります。詳細は伏せますが、その方は、「イカがなかなか釣れない」と主張されています。動画の中で使用されているエギはドロー4のタイブレーカーです。動画を観てみると・・・・
う~ん、シャクってから、次のシャクリまでの時間が短いのかな?と感じました。ドロー4タイブレーカーは1メートル沈むのに8秒ぐらいかかります。動画を観たかぎり、水深は1メートル以上はあるように見えました。
極端に言えば、表層付近までシャクったら、8秒ぐらい経過して、次のシャクリをいれても根がかりはしにくいということです。
動画の方は、私(やす)のフォール時間の半分以下の速さで、次のシャクリを入れてました。絶対にダメ(悪い)と言ってるのではありませんが。
日中の時間帯で(晴れの天気)、割とシャローなところで(水深5メートル以上はなさそう)、大きなイカを狙っている風でした。絶対とは言いませんが、日中の晴天時なら大きなイカは底のあたりにいることが多いです。だったら、水深2メートルなら、表層あたりからのフォール時間は12秒前後ぐらい(水深1.5メートルあたり)、水深3メートルなら、表層あたりから20秒前後ぐらい(水深2.5メートルあたり)のフォール時間を取るといいのでは?ということです。ドロー4のタイブレーカーを使った場合の話です。
タイブレーカーはエギの動きも、もちろん良いのですが、フォール時間を長めに取れるので大きなイカに有効だと、個人的に思ってます。「大きいイカを釣るなら、フォールを少し長めに」と個人的に思います(ケースバイケースではありますが)。あくまでも個人の考えであり、これが絶対的に正しいわけではありません。
エギングの重見さんと言えば「スラックジャーク」が代名詞になってますが、それ以外にも驚くべき理論を持ってらっしゃる方です(重見さんが出てらっしゃる普通の動画では出てない考え方です)。詳細は言いませんが、「シャクリは、イカへのアピールのためではない」という考え方を聞いた時は本当に驚きました。その考え方の全てを信じ切っているわけではありませんが、その考え方の背景を知って、「なるほど(では、こういう風に釣ればいいのでは?)」と実践して、ちゃんと釣果は出ています。
スラックジャークについては、「スラックジャークのエギの動きがデカイカに有効」という考えではないようです。「こういう風に釣りたい。だからスラックジャークをする」という感じで、あの釣り方が生まれたようです。
色々なメディアで見聞きするエギング理論や考え方も、「絶対に正しい」とは限らないと思ってます。その地域、その釣り場、その時の季節(水温)により、イカに適した釣り方は変わると感じます。