このブログをご覧になっている方の中で、最近、エギングを始めた方がもしかしたらいらっしゃるかもしれません。
わたくし、今でさえ偉そうにエギングに関する記事を色々と書いてますが、少し前までは(2021年の前半は)、「イカって釣れないね~。もうアオリイカって、みんなが釣ってしまうから絶滅寸前じゃないの?大きなイカが釣りたいな~」と悶々と悩んでいました。昨年の春イカシーズンにあまり釣れなかったので、「エギングやめようかな」と考えたこともありましたよ。
でもやめなかった。やめてしまえば悩まなくて済むけど、やめたら、「イカが釣れないまま」で年をとっていくことになる。それは嫌だ。大きなイカ釣りたいな~。大きなイカはたまに釣れればいい。500gぐらいがバンバン釣れるようになったら楽しいだろうな~、イカのアタリを捉えて合わせることができたらカッコいいな、などと考えながら、「よし、今の自分にできることを精一杯やろう!お金なら(ある程度)ある」と決心しました。
そして1年経過して2022年を迎え、ご覧の通りです。まあ、初心者は脱したのではないかと思います。あまり公言することではありませんが、エギング上達のために、できることは、ほとんどやりました。自分で言うのもなんですが努力しました。努力すれば、エギングは上手くなります。どういう風に努力すればエギングが上手くなるか、私の経験談で良ければいくらでもお話します。
さて、タイトルにありますが、「近所の漁港でエギングしてみた。でもイカが釣れない。 さてどうする?」について、私だったらこうします。こう考えます。
●その漁港にイカはいるのかどうか?を調べる。墨あとがあるかどうか。エギング経験者の方に、その漁港でイカが釣れるのかどうかを確認する。
●イカが釣れなかった時の潮回り(大潮、中潮、小潮、長潮、若潮)と、満潮からの下げか、干潮からの上げ、どちらのタイミングでエギングしていたかを確認する。満潮からの下げなら、満潮時刻から4時間も5時間も経過して、干潮時刻に近い時の釣行ではなかったか(傾向として釣れにくい)、干潮からの上げでエギングしたなら、干潮時刻からあまり経過してない時の釣行ではなかったか(傾向として釣れにくい)を確認する。
●1番手っ取り早くイカを釣るなら、エギングする日を大潮か中潮で選んで、満潮からの下げ1時間から2時間後ぐらいが、朝6時から7時ぐらいと重なる日に釣行する。午前6時にお目当ての釣り場を1番乗りで確保するには、釣り場の人気度にもよりますが、最低でも午前4時起きで準備しないといけません。そして遅くとも午前5時から5時半には、その釣り場に入る。暗いうちからエギングしなくても、暗闇から少し明るくなったころでもイカはよく釣れます。潮が動けばイカは釣れます。
早起きが苦手なら、大潮か中潮で満潮時刻から1時間後から2時間後ぐらいのタイミングでエギングする。日中でも構いません。とにかく潮が動くのは一般的には大潮、中潮です。ただ、小潮や長潮や若潮でも潮が動く日や、タイミングはあります。その点は潮見表などを見て、干満差で判断します。干満差が大きいほど潮が動きやすいです。その他、日中なら海をとにかく見て判断する。海が穏やかで淀んでいるところでなく、多少波気があって、わずかに白波が立つようなところのほうがいいかもしれません。
イカが釣れないとお悩みの方に確認して欲しいのは、「イカが釣れやすいタイミングでしっかりとエギングしているか」ということです。夜ならいつでも釣れるだろうと、潮や、潮が動く時間帯などを考慮せずエギングしても、なかなか釣れません。