エギングがうまくなるにはどうすればいいか?パート1

エギングが上手くなりたい
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キングオブエギンガーの重見さんいわく、「イカがおれば釣れる(イカがいるところに投げれば釣れる)。おらんと釣れん」とのことです。これは私も同意します。エギングで釣果を出すためには、「イカがいるところ(イカが好む場所、または回遊してきそうな場所)」でエギングしないといけません。

 

私の場合、エギングを始めた2007年終わり頃に、すぐに購入したのが、エギング教則DVDです。ロッド(ブリーデンLC80ワイドレンジ)を買い、リール(セフィアBB)を買い、エギを買い、そのあとにすぐにエギングマスターの杉原さんのDVDを買いました。そのあとにカンジの弓削さんのDVDを購入しました。このお二方のDVDを何度も何度も観て勉強しました。

 

その結果はすぐに出ました。2008年の1月終わり頃、職場の同僚と私の4人で蒲江(かまえ)の某堤防に行った時(朝6時ぐらいから3時間ほどの釣行)、私だけイカが3杯釣れて、他の3人は全く釣れなかったのです。私から見ると、その3人の同僚のエギングは、ただロッドをブンブンしゃくるだけで、エギがフォールしていく際のロッドの静止や、イカに食わせるための待つ時間がどこかおかしいな~と感じました。

この、「おかしいな~」という点は、プロの杉原さんや弓削さんのエギングシーンを何度も何度も観ていたからこそ気付けたものです。プロの方のエギングは観ていて無駄なロッドワーク、無駄な所作、動作がほとんどありません。それを目に焼き付けて、頭に叩き込んでいたので、その同僚のエギングの際のロッドワークなどが「なんかおかしいな~」と感じたわけです。

同僚ら3人は、いたって真面目に一生懸命しゃくっているのですが釣れません。私はあまりロッドをブンブンしゃくらず、杉原さんからDVDを通して教わった左右のダートを入れたり、エギを止めたりしつつ、初心者ながら緩急をつけることを心がけてエギングしました。

 

結論。エギングが上手くなりたいなら、まずはプロの方のエギングDVDを購入して、何度も観て、海でその技、テクニックを練習するといいです。プロの方のどんなロッドワークでイカが釣れたかを何度も観ていけば、「釣れるロッドワーク」とはどういうものかが少しずつですが分かってきます。

 

お好きなプロの方のDVDでいいです。私は杉原さんからDVDを通して基礎や、色々な考え方を教わりました。そのあとに弓削さん、重見さんなどのエギング理論を少しずつ取り入れつつ海で試している最中です。

 

某DVDからですが、重見さんいわく、「杉原は先生肌(教えるのが上手い)」とのことです。杉原さんと重見さんは学生時代からの友人同士でして、気心の知れた同士、ライバル、良き仲間といった感じです。杉原さんは、「重見は天才肌(釣りに関して)」と言ってます。お2人の友情というか、仲の良さは観ていて微笑ましいです。

 

弓削さんはご自身の著書で、「私の師匠は杉原正浩氏です」と明言しています。著書によると、昔、弓削さんが杉原さんを三重方面に案内したそうです。その際のエギングで大差で実力の差を見せられ、2晩寝られなかったとのこと。そして弓削さんは、杉原さんが使用していたPEラインに変えて(それまではPEを使用していなかったようです)、杉原さんと同じ場所、同じ時間から杉原さんと同じようなエギングをしたところ、「釣れるわ釣れるわ・・・」だったとのことです。それ以来、弓削さんはPE信者になったと書いてあります。

 

あとは海に行ってエギングを沢山するだけです。ただ、「釣れにくい場所、釣れにくい時間帯」ばかりでエギングしてても、イカがなかなか釣れないので、「釣れた時の感覚」が、なかなか体験できません。

 

やはり、「イカを釣った時の感覚」の蓄積がエギング上達上、必須です。例えば、「キロアップのイカ」を1杯でも釣れば、「どんな時、どんな場所で、どんなロッドワーク、どんな感じでキロアップが釣れたか」を実感できるので、その後、キロアップのイカを釣る可能性が、それまでよりもグンと高まります。