当分まともにエギングできないかも

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私が少し風邪気味なのと(子どものがうつった)、海のコンディションが、これから当分は良くないのもあり、しばらくの間、ホームグラウンドの地磯でまともにエギングできないかもしれません。

 

もう1つのホームである、トンビ磯周辺では、今の時期、釣れるイカのサイズはたかが知れてます。現在なら500gぐらいまでなら、頑張れば出るかもしれませんが、もう少し大きいのを確立高く、釣りたいとなると、いつもの地磯に軍配が上がります。

 

私は、今のいわゆる、秋イカ序盤の時期に、小さいイカ相手にエギングするのが楽しくありません。楽しくエギングするなら、今の時期に不相応な大きめのイカ(キロアップ)を狙うのが楽しいです(なかなか釣れませんが)。その過程で子イカ(200g前後など)は勝手に釣れます。

 

エギング初心者の皆さんの神経を逆なでするようなことばかり言ってるかもしれませんが(笑)、私だってエギング初心者の頃は9月、10月に子イカも満足に釣れず、悔しい思いをしました。悔しかったから何度も海に通って修行のようにエギングしました。

 

当時、今の私のような、ちょっと調子に乗った自称上級者(笑)の方の釣果をブログや動画などで見ては、「なんで、そんなに釣れるんだろう?今の時期に、そんな大きいのが釣れるの??」と不思議でしょうがなかったです。

 

でも、まったく腹は立ちませんでしたし、僻んだり妬んだり、はたまた卑屈になったりもしませんでした。そんな釣果を、自称上級者の皆さんが挙げてくれてたお陰で、「すごいな!頑張ろう!自分も上手くなりたい!」と自身を鼓舞させたりもできました。上級者の方のハイレベルな釣果が挙がるからこそ、初心者の方が、「実力差」を感じたりもできますし、「合わせ」についても、「しゃくったら乗ってた」から、「アタリを察知して合わせる」という次の段階があるんだと理解できます。

 

色々なレベルのエギンガーがウソ偽りなく、言いたいことを言いたい放題、遠慮なく、いつでも言えるというのが、本来は健全だと私は思います。ただ、上級者が初心者の方を見下したりバカにしたりはダメです。上級者でも、すごく性格の良い方はいますが、性格の良くない人もいます(笑)。自身の考えを押し付ける、強要するのは良くないです。

 

エギングが上手い人はメッチャ上手いんです。下手な人は本当に下手です。下手な人は「俺は上手くなりたいわけではない。エギングを楽しみたいんだ」など言い訳のように言いますが、本当はエギングが上手くなりたいはずです。

 

自身にウソをついてはいけません。余計なお世話ですが言わせていただきます。「どんな釣り方だろうと、アタリが分からなくても釣れればいいんだよ。他人から、とやかく言われたくない」など捨て台詞みたいな調子で言う方がいますが、そこまで卑屈にならなくてもと思います。

 

「アタリを察知して素早く合わせてロッドに重みが乗って釣ったイカ」は本当に嬉しいですよ。そのイカが大きければ大きいほど、分かりにくいアタリを察知して合わせた時ほど嬉しさは倍増します。要するに、「難易度の高い釣り方」が上手くできると、人は嬉しいんです。その嬉しさを味わってもらいたいです。

 

私みたいな少し前まで下手くそエギンガーの極致だったオジサンが、そこそこ上達したのですから、皆さんみたいなお若い方なら、もっと短期間で、私以上に上達できます。私は初心者の皆さんのエギングの上達を心から願っています。エギングが上達する過程で釣り人として、人間としてスマートさやモラルが自然に身に付きます。そんなスマートでモラルある釣り人がもっと増えれば、釣り場のマナー問題にしろ色々なトラブルや、低次元の争いごとなど減るはずなんです。

 

私は、そもそもブログであれこれ言うよりも、釣れたイカで論より証拠としたい性質なのですが、エギングに行けない日があると、ついついあれこれ書いてしまいます。9月が終わるまでにあと1杯ぐらいキロアップを釣りたいのですが、どうなることでしょう。9月末ぐらいがチャンスありだと睨んでいます。